青野和美院長 (ロッソ動物病院 ) (2ページ目) | 動物病院・獣医を探すなら動物病院ドクターズ・ファイル

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ロッソ動物病院

ロッソ動物病院

青野和美院長
 

ロッソ動物病院 青野和美院長 2 ロッソ動物病院  (青野和美院長) 2

獣医師として、一飼い主としてペットの健康を啓蒙していく

―誤飲はとても危険な状態になりやすいと聞きました。

あるネコちゃんの事なのですが、誤飲で手術をしました。糸や紐が好きなネコちゃんが多いんです。お裁縫時の糸くずや糸巻きに巻かれた糸で遊んでいるうちに、糸を飲み込んでしまうことがあります。飼い主さんはネコちゃんのお尻から糸が出ていると言って来院されました。そういう時はネコちゃんの口の中をよく調べます。ネコちゃんの歯や舌に糸が引っ掛かっていた場合の殆どは、口から肛門まで一本の糸で繋がっています。口や肛門から出ている糸を引っ張ればいいと考えるかもしれませんが、それをやると胃や腸が糸で切れてしまいますので、開腹手術で胃や腸を何ヶ所も切開して、糸を少しずつ切って取り出すのです。たった一本の糸が原因で大手術になってしまうのです。崔吐剤で吐き出したり、内視鏡で取り出せるものを飲み込んだのならまだしも、飲み込んだものによっては手術が必要になったり、命にかかわる事態に陥ったりしますので、ワンちゃん・ネコちゃんの身近にある物は飼い主さんがしっかり管理しなければなりません。最低でも何が無くなったかが分かるようにお部屋の生理整頓は必須ですね。特に飼い主さんに気をつけて頂きたいのは薬の管理です。サプリメントならまだしも、人間が服用する薬の中にはペットにとって危険なものが多々あります。特に一度に多量摂取することにより亡くなった例もあります。自分で引き出しを開けたりしまっていた箱を開けて食べてしまった子もいますので、注意が必要です。ゴミ箱を漁って食べてしまったり、ジュース類のキャップや果物(特に桃や梅干の種)で遊んでいるうちに飲み込んでしまう子もいますので誤飲させないようしっかり管理して下さい。

―飼い主さんのチェックが、病気や危険からペットを守るのですね。

誤飲のように、ペットに安心な環境を整えるというのも重要ですが、何より動物はお腹が痛いとか、ケガしちゃったとかを伝えることが出来ませんので、飼い主さんがちょっとした異変でも察してあげるということがとても大切です。食べているゴハンや水の量を毎日チェックするだけでも、病気の予防や早期発見に繋がることがあります。あと、健康診断はできるだけ定期的に受けに来てもらいたいですね。ワンちゃん・ネコちゃんは人間に置き換えると1年に4歳も年をとります。つまり一年に一回検診を受けても、ペットにとっては4年ぶりということになります。7歳を過ぎると年に2回の検診をお勧めしております。ワンちゃんはフィラリア予防薬や狂犬病のワクチン・混合ワクチン接種時に血液検査を受けられる方が多いですが、ネコちゃんの場合、特に病気ではない時は混合ワクチン接種時以外で来院される機会が少ない為、連れて来られた時点で重症というケースも少なくありません。なんでこんなになるまで……と心の中で呟いてしまうこともあります。獣医師としてもそうですが、私も3匹の猫(1匹は腎臓病で四年間の闘病後、天国に)の飼い主として、定期健診の大切さは伝えていきたいですね。

―獣医師を目指されたきっかけ、これまでの歩みをお聞かせください。

犬好きの両親のもと、物心ついた頃には我家にはいつも犬がいました。親元離れた大学生の頃も犬を飼っていました。勤めていた病院で里親探ししていた猫を自宅に連れて帰り、初めて猫と暮らし始めたら猫の面白さに開眼。いつの間にか3匹に増えていました(笑)。私の身近な人は私が犬好きだと思っていましたから、みんな驚いてましたね。小学校2年生のある日、我家の飼い犬が私の目の前で交通事故に遭ってしまいました。悲しかったのはもちろん、「なぜ、助けてあげられなかったのだろう」と悔しい思いでいっぱいだったのを覚えています。つらい思いは次第に癒えても、当時の気持ちはずっと私の心の片隅にありました。高校時代そろそろ進路を決めなければいけない時期になり、その思いを思い出して獣医師を目指したというわけです。大学は酪農学園大学獣医学科に進学して6年間学び、獣医師免許を取得後、東京大学農学部附属家畜病院(現:東京大学附属動物医療センター)で研究生として二年間診療や研究に携わり、いくつかの病院をを経て、最初にお話した経緯で開業いたしました。猫好きにもなったきっかけを作ってくれた猫は元々はノラちゃんでした。人間に悪さをされたのでしょう、右前肢に輪ゴムを掛けられ手首あたりから壊死していました。異変に気付き保護した方が勤めていた病院に連れてきたのですが、結局肘関節から断脚となり、私がその手術を担当しました。里親を探していたのですが、三本脚となった猫を飼ってくれるという人がなかなか現れなくて、私が引き取りました。本当にいい子で最近まで一緒に暮らしていましたが、残念ながら腎臓病を患い16歳で天国へ行ってしまいました。最後の2〜3年で徐々に衰えが見え始めた為、私自身がペットロスに陥るのが怖くて、少しでも軽減できるかと猫を増やしてしまいました。その猫が亡くなった時はとても悲しかったけど、残りの2匹に癒されたのも事実です。

 
178697/かたせ江の島どうぶつ病院/畑 岳史院長/1,178673/わたなべ動物病院/渡辺言之院長/1,176519/春動物病院/猪熊 仁院長/1,178681/あおばペットクリニック/田中泰三院長/1,178676/とも動物病院/櫻井智敬院長/1,177101/谷津どうぶつ病院/新井 仁院長/1,178672/キズナ犬猫クリニック/遠藤隼人院長/1,178661/ひがしっぽ動物病院/東尾直樹院長/1,15308/さいわい動物病院/杉山博輝院長/1,17169/わたりだ動物病院/田村通夫院長、田村裕美副院長/1,178697/かたせ江の島どうぶつ病院/畑 岳史院長/1
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