東山 哲院長 (ひがしやま動物病院) | 動物病院・獣医を探すなら動物病院ドクターズ・ファイル

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ひがしやま動物病院

ひがしやま動物病院

東山 哲院長
 

ひがしやま動物病院 東山 哲院長 1 ひがしやま動物病院 (東山 哲院長) 1

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京王線代田橋駅より徒歩10分の住宅街にある「ひがしやま動物病院」。白い外壁に温かみのある黄色と落ち着きのある濃紺のコントラストが心地よく出迎えてくれる。「動物たち、そして飼い主さんに、少しでも明るい気持ちになって欲しくて、このビタミンカラーを選びました。」と、東山哲院長は言う。犬用・猫用の診察室や猫専用の診察時間をはじめ、動物病院を怖がることが多い猫に対する特別な配慮がみられる。また、飼い主のいない猫の保護活動にも積極的に協力しており、実際に動物病院の近くで弱っていた野良猫を助けて飼っている。「つくし」と名付けられたその老猫は、今ではすっかりクリニックのアイドルになっているという。病院嫌いにならないためには、「病気になる前に、定期的な健康チェックにいらしてください。診療に慣れているとストレスも最小限にできますし、飼い主さんに最新の情報を提供することが予防にもなるんです。」とのこと。セカンドオピニオンや今後の展望についてなど、たっぷりとお話しいただいた。
(取材日2013年11月27日)


日本で有数の、猫の診療にも配慮したクリニック

―獣医師をめざしたきっかけと、開院までの経緯について教えてください。

小学校入学前から共に過ごしてきた柴犬が心臓病に罹りまして、私が中学生の頃に死んでしまったんです。その当時は今のように良い薬がなくて、治療が難しいということで……。「僕が治る薬を作ってあげたい」と子ども心に思ったことが、獣医師をめざしたきっかけですね。その薬は、私が大学に入る頃にはにできあがっていたのですが、その時の想いが続いていて、研究室は内科に入室しました。卒業後、兵庫県西宮市の動物病院で3年間、その後東京都国立市の動物病院で3年間、勤務医として経験を積み、この地域での開院に至りました。

―猫にもやさしい“キャットフレンドリー”なクリニックだそうですね。

猫が幸せであるためには健康であることが絶対条件です。怖がりな性格のために予防注射も健康診断も受けさせてもらえない、病気になっても数日様子を見て重症になってから来院するというケースが犬よりも猫に多く見られます。獣医療を気軽に受けられないのでは犬よりも猫のほうが不幸だと言わざるをえません。11歳を過ぎてシニア期になればライフステージや健康状態にあわせた食事指導や手厚いケアが必要になってきます。愛猫の健康を守るために、飼い主さんと協力して来院時の猫のストレスを最小限にしたいと考えています。ストレス状況下では、心拍数、血圧、赤血球数、ヘマトクリット値、血糖値、コルチゾール、尿pH、ときにはクレアチニン値も変化してしまい、正確な評価ができなくなってしまいます。猫のストレスを知るということは非常に重要で、10歳未満の猫の膀胱炎の原因のほとんどはストレスなどが原因の特発性だと言われています。私の所属する国際猫医学会(International Society of Feline Medicine)でも、「猫の一生がずっと幸せであるように」という願いのもと、猫にやさしい、キャットフレンドリークリニックや猫にやさしい通院の仕方などのガイドラインを作成しています。現在、日本でこの学会に入っている獣医師は少ないのですが、こういった猫のストレスに対する配慮や、猫医療に関する新しい知識を国内の病院にも広めて、ストレスのかからない通院方法で、そして多くの動物病院で猫にやさしい診療が受けられるようになれば、日本の猫にとって有益なことであると思っています。当院でどのような工夫をしているのか、猫感染症研究会で私が監修した動画がYouTubeで見ることができます。猫は小さな犬ではありませんので、犬の診療の延長ではなく、猫ならではの診療の仕方や独特の体のつくりや代謝の違いからくる疾患や中毒があります。毎年海外の学会に参加していますが、新しく正確な知識を常に取り入れていくことも、猫にやさしい診療のためには大切なことです。

―診療していて、何かお考えになることがおありですか?

いろんな品種の犬や猫が来院しますが、日本ではコマーシャルや何かのきっかけで、ある特定の品種が流行するということがありますよね。そうなると他人と少し違う個体を望み、珍しい毛質や毛色、特別に矮小な個体が喜ばれたりするために、子犬、子猫の健康のことを考えずにどんどん繁殖するブリーダーがでてきます。本人がブリーダーのつもりがなくても、無知な飼い主さんが、子供が欲しくて気軽に交配して遺伝病をつくってしまうこともあります。遺伝病の多くは幼少期をすぎてから、中高齢になって発症するものが多いので、増やしている人たちに罪の意識がないのが問題です。例えば、現在日本ではスコティッシュフォールドという耳の垂れた猫が可愛くて一番人気なのですが、この品種は軟骨異常からくる重度の関節炎のリスクが高く、発症するとまともに歩けず、若いうちからほふく前進の生活になる猫もいます。立ち耳同士を交配したり、アメリカンショートヘアーをかけ合わせたりしても、この病気は消えませんでした。立ち耳のスコティッシュでも発症している例があります。イギリスではこの品種の交配は虐待にあたるとして禁止しています。私も猫好きのすることではないと考えています。犬でも遺伝病は非常に多く、進行性網膜委縮から将来失明するリスクのある品種が多いです。遺伝病は基本的に治るものではありませんので、知らずに飼って哀しい思いをされる飼い主さんをお見かけすることは、私も辛いです。これからペットをお探しの皆さんには、こういったことをよくお調べになってから飼われることをおすすめします。交配を考えている方には遺伝子検査を受けてから安心して交配をしてほしいと思います。遺伝子検査は口腔粘膜で検査ができますので、動物のストレスも少ないです。また、どうしてもほしい種類がおありの方は、ペットショップではなく、ブリーダーを直接訪ねることをおすすめします。どれだけ大切にされているかを知ってから飼われると良いと思います。

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