岡野祐士院長 (LUNAペットクリニック潮見) | 動物病院・獣医を探すなら動物病院ドクターズ・ファイル

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LUNAペットクリニック潮見

岡野祐士院長
 

LUNAペットクリニック潮見 岡野祐士院長 1 LUNAペットクリニック潮見 (岡野祐士院長) 1

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潮見は風が強い町だ。「LUNAペットクリニック潮見」は、そんな強い風に立ち向かうように立つあるマンションの1階にある。ベッドタウン化した町だけに近隣住民のペットの相談ばかりかと思うと、「ウサギさんなどのエキゾチックペットが大半で遠方からの方も多い」と岡野祐士院長。エキゾチックペットの診療体系が確立していない頃から第一線で活躍してきた獣医師で、特にウサギの診療では評価が高い。日本全体のエキゾチックペット診療の底上げに尽力してきたほか、地域の医療連携や活動にも熱心に取り組むなど、“熱い”ドクターとしても知られている。ハードボイルドな雰囲気なのに、「ウサギさん」「ワンちゃん」と話す口ぶりのギャップもまた魅力なのかもしれない。「ドライな獣医師じゃダメです」と話す岡野先生に、「熱い」獣医療のお話を伺った。
(取材日2013年6月5日)


エキゾチックペット治療のボトムアップに尽力

―小動物のペットの飼い主の間では、とても評判のクリニックとお聞きしています。来院するのは、どのようなペットが多いのでしょうか。

クチコミで広がったんでしょうね、当院はウサギさんが一番多いです。普通のペットクリニックは犬が5割、猫ちゃんが4割、エキゾチックペット(狭義では外国産野生動物を指す。ここでは広義の「犬猫以外のペット全般」の意。以下「エキゾ」)が1割ですが、当クリニックでは逆。エキゾが6割くらいで、ワンちゃんが4割。猫ちゃんが少しという割合です。エキゾでもその多くがウサギさん。この10年ですごく増えました。食餌で見てもそれが分かります。開業した頃は、ウサギさんのお勧めできるような食餌はほとんどなくて、幼児、大人などのライフステージに合わせたものは少ししかありませんでした。それが、今では、ほぼすべてのメーカーでグロース(子ども用)、アダルト(大人用)、シニア(老齢用)が販売されています。昔はなかったエキゾの需要が、今急激に増えている状況は獣医師側でも同じです。アメリカから講師を招いてエキゾ診療のセミナーを開くとかなりの人数が集まります。それだけ需要があるということですし、逆に、日本のエキゾに対する臨床研究が遅れていたという現状がありました。普通、手に負えない難しい症例があると大学病院に紹介しますよね? それが、10年前は大学病院でも「分からない」とお断りされることがほとんどでした。

―臨床例が少ないペットの診察・治療はご苦労も多いと思いますが、どのように経験を積まれたのでしょうか。

90年代の後半から、エキゾを扱う臨床の先生たちがみんなで集まって、症例やデータを持ち寄って研究しようという取り組みを始めました。それが「エキゾチックペット研究会」です。普通、獣医師は自分が見つけた治療法や診察方法を隠したがるものなんですが、エキゾに関しては「こんな治療法があった」「この方法はあまりよくない」「こんなピットホール(治療上の落とし穴)があった」と、とにかくみんなオープンにして、若い獣医師さんを育てようという姿勢で取り組んでいました。獣医師が対応しているかどうかなんて関係なく、ペットショップは次々と新しい動物を輸入して販売します。大学もそれに対応できない時代でしたから、この研究会のおかげで、対応していくことができました。今でもエキゾ関連では大きな団体で、セミナー、症例発表会をそれぞれ年に1回ずつ行っています。エキゾの需要は年々増加していて、獣医師のレベルの引き上げのために行われるセミナーや大会でもエキゾチック学はいつも大人気です。開業しようと思ったら、犬猫だけでは対応しきれない時代になりましたから、若い先生方もとても熱心に取り組んでくれています。こうした背景があって、大学でもエキゾチックの診療がされるようにもなりました。

―この10年で医療技術も急激に進展したんですね。

非常にアカデミックな方向に進みました。以前は、「診断的治療」と言って、原因を想定して、この治療法を試してダメだったら別の治療法を試す、というやり方が主流でしたが、現在は人間と同じように採血して血液検査したり、レントゲンや超音波で検査して、きちんと診断して病気を絞り込んで治療するようになりました。薬の量は海外の文献を参考にしていました。特に検査の基準値は、アメリカのウサギさんはすごく大きいのでそのまま日本の小さなウサギさんに当てはめられない事が多いです。そのため独自基準を作って使用するようにしています。ハムスターの骨折でも、修復用の金属ピンを入れる手術法も行われます。同僚からは「よくそんな細かい手術やるなあ」と言われますが、私はもともと実験動物研究室で小さな動物を扱っていましたし、細かい作業も好きだし、何よりも、飼い主さんがわが子のようにかわいがっているハムスターも、何とかワンちゃん猫ちゃんのように骨折治療が出来ないかと考えていました。麻酔も自発呼吸を保たせながら安定させ、非常に繊細な調整もできるようになってので、手術の幅が広がっています。

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