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若山 正之 院長の独自取材記事

若山動物病院

(佐倉市/佐倉駅)

最終更新日: 2023/01/22

緑豊かな田園風景と落ち着いた街並みが溶け合う佐倉市。市内のほぼ中心に位置する場所に「若山動物病院」がある。総武本線佐倉駅からは車で5分ほど。約1000坪という敷地には、スペースに余裕を持たせた建物と樹木や花が植えられた広い庭があり、南国リゾートのような雰囲気を感じ、待合室も明るく開放感抜群だ。院長を務めるのは若山正之先生。朗らかな人柄とあふれる笑顔が印象的なベテラン獣医師。犬と猫を中心に「とにかく病気は早く見つけ出してあげたい」との思いで、病気の早期発見を重視した診療を手がけているという若山先生に、獣医師となったきっかけ、診療方針など、じっくりと話を聞いた。 (取材日2016年6月6日)

緑があふれ、開放感抜群。クリニックを心地よい場所に

とても広い敷地で、緑あふれる気持ちの良い雰囲気のクリニックですね。

はい。およそ1000坪ある広さを生かして、猫の待合室と犬の待合室を分けています。診察室も犬用、猫用、共用の3つの診察室があります。雰囲気づくりについては、従来の病院のイメージを覆すようなクリニックにしようと考えて作りました。コンセプトは「光があふれて風が流れる、緑があふれて水が流れる」です。院内は窓を多く設けていますので、部屋と部屋の見通しが利きます。スタッフや飼い主さんがどこにいるか把握できますし、飼い主さんも動物の様子を見ることができます。また、庭とテラスがあり、待合室は全面を大きな窓としたので、明るく、風が流れ込み、開放的な気分で動物も人もリラックスできると思います。また敷地内に樹木や花を植えたのは、環境に配慮しようとの意識を持つため。二酸化炭素の排出をゼロにすることはできなくても、少しでも環境のために行動しよう、将来の世代のために、できることをやろうと考えています。

病院のイメージを覆すことの狙いは何でしょうか?

病気になるということは、多くの人にとっては、寂しいことであり悲しいことでしょう。なかなか前向きに捉えられることではないと思います。病院へ行くことが好きな人はいないからこそ、すべて逆のイメージに持っていこうという狙いです。動物病院だけでなく、人の病院にも言えることですが、白色をベースに、当たり障りのない色使いだったり、窓が少なく閉鎖的な病院はまだまだ多いですよね。ネガティブなイメージをひっくり返して、温かみを感じて、心が落ち着くような場所にすることで、少しでもポジティブな気持ちになってほしいと考えています。

なぜ、この場所を開院の地としたのですか?

当院は1982年に開院しました。当時は、佐倉市の人口は現在と比べると少なく、近隣にある民家も半分程度しかありませんでした。最初は30坪ほどの敷地面積からスタートしたのですが、将来的に、敷地を拡げたいと考えたときに、なるべくスムーズに拡げていくことができる土地を探した結果、この地が見つかったという感じです。その後、少しづつ広くしていき、5年前に建て替えて、現在に至っています。

健康寿命を長くするため、元気なときこそ病院へ

クリニックの診療方針について、どのようにお考えでしょうか?

まず理想としては、動物が病気にならないことが一番幸せなことだと思います。しかし、病気にかかるリスクをゼロにすることは出来ません。そこで、私たちが重要視するのは、症状がでる前に、少しでも早く病気を見つけだすことです。病院というと、病気になってから行く場所だと思い込んでしまっているところがありますよね。ここは病気になる前に来てほしいという思いで、サロンのように作り上げているんです。動物とともに生きることは、人間の暮らしにうるおいを与えてくれますから、いかに病気を早く見つけて、いかに長く一緒に暮らしていけるかを追求しています。ただし、とにかく命を長らえることができれば良いということではなく、寝たきりにならないように、犬や猫が自分で食べて、自分で歩いて、自分でおしっことうんちをして、ちゃんと熟睡ができるという、健康な状態を保つということが大事だと考えています。

病気の早期発見のために、大切なことはありますか?

一見すると元気に見える動物に対して、問題ないだろうという思い込みを排除して、接することが1つのポイントだと思います。動物の病気は症状が出る頃には、病気がある程度進んでいることが多いので、症状が出ていないときにこそ、動物病院に足を運んでもらい、注意深く診察を行うことが大切です。そのためには、日頃からクリニックに来てもらう必要があります。そこで、私たちは飼い主さんときちんとコミュニケーションをとり、腹を割って、正直にお話し、説明を尽くすことを心がけています。その結果として、信頼関係を築くことができるものと考えています。

獣医師になろうと思ったきっかけは何ですか?

実は、もともとは獣医師を志望していなかったんですよ。高校3年生まで、レストランなどの建築や内装、服飾などに興味があって、建築デザイナーになりたいと考えていました。だから、大学は理系の建築学科に行くつもりで勉強をしていたんです。しかし、父親と進路について話をしたところ、「お前が描く絵を見る限り、色の使い方が変だから、向いてないんじゃないか」と言われてしまったんです。でも、建築デザイナーへの諦めきれない思いがあったので、父親が絶対に反対するような仕事を言えば、デザイナーのほうがいいだろう、と言わせることができると考え、熊やリスを助ける獣医師になりたいと伝えました。すると「それは面白いな、頑張れ」となってしまったんです(笑)。北海道に素晴らしい獣医師がいて教鞭をとっている大学があるからそこに行けと言われてしまい、引っ込みがつかなくなって、酪農学園大学に進学した、それがきっかけですね。

犬と猫に絞り、質の高い専門的な診療を行う

開院に至るまでの経緯について、お聞かせください。

大学で勉強したことで、獣医学の面白さに気づいたので、卒業後も大学の外科教室に残り、1年間仕事をしました。その後、大学の先生から紹介されたのが、人間の病気を見つける診断薬の研究開発の仕事でした。手術のできる獣医師を求めているということだったので、そこで5年間働いて、動物病院を開業しました。開院してからは、さまざまな動物の種類を診るということではなく、基本的には犬と猫しか診ていません。犬と猫に絞って、専門性を高めつつ、しっかり診ようという方針で診療にあたってきました。

特色ある治療法についてはどのようなものがありますか?

自己リンパ球活性化療法を行っています。がんの治療には、手術、抗ガン剤治療、放射線治療がありますが、その他に免疫療法があり、その1つです。もともと、がん細胞は毎日体の中で作られているのですが、体の中の免疫細胞が、常に退治してくれているので、がん細胞の増殖が抑えられています。この免疫細胞がリンパ球です。この治療では、リンパ球を取り出して、増殖させます。そして体に戻してあげるのです。大きな特長としては、その動物自身の免疫細胞を増やして体に戻す治療なので、副作用が少ないということです。ただ、万能というわけではありません。すべてのがんに適応できるわけではないですし、すでにがんが大きくなっていると、効果を得られないこともあります。条件がそろえば、動物の生活の質を高めるのに有効です。

読者の方にメッセージをお願いいたします。

とにかく病気は早く見つけ出してあげて欲しいです。そのために、しっかりと診てくれる動物病院に定期的に足を運んでいただきたいですね。また、インターネットでさまざまな情報に触れることができますが、その情報には正しい情報も、正しくない情報もあります。まずは実際に動物病院で、獣医師の話を聞いてみることをお勧めしますね。また当院では、ペットフードや歯磨きグッズなども数多く用意して、アドバイスをしています。病院で、1つの種類を押し付けられてしまうと、長続きしないものです。出来る限り種類を豊富に用意し、その中から、飼い主さんが手に取って、ご自身で選んでいただけるようにしています。その際、判断のサポートとして、私たちが適切にアドバイスしていますので、気軽に相談していただければと思います。

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