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渡部寛之 院長の独自取材記事

アリイ動物病院

(藤沢市/辻堂駅)

最終更新日: 2023/01/22

辻堂駅北側、東海道を日本橋方面へと進むと、新湘南バイパス 藤沢インターの手前左手に、王冠モチーフの黄色い看板がひときわ目をひく。2015年7月にこの場所でオープンした「アリイ動物病院」は、「ペットと家族を見つめて、寄り添う」ぬくもり溢れる診療で早くも人気を集める動物病院。取材にお邪魔した当日にも、多くのペットと飼い主たちがひっきりなしに訪れていた。地元藤沢出身という渡部寛之院長は、若さ溢れる新進気鋭の獣医師。その温かい眼差しと真摯な姿勢に、すでに人間、動物を問わず数多くのファンを獲得しているようだ。選ぶ言葉の一つ一つに動物たちへの愛情がにじむ院長に、クリニックの現在と将来についてなど、さまざまな話を聞いた。 (取材日2015年11月18日)

夜間の緊急時にも積極的に対応。地元藤沢で「一番身近な」動物病院をめざして

この場所での開院を決意されたきっかけは?

私は藤沢出身で、以前から「開院するなら地元で」という思いを持っていました。辻堂駅の北側は近年開発が著しく、街の姿がガラリと変貌しつつある地域。新しくお住まいの方やペットも増えているということから、この場所でのクリニックオープンを決めました。東海道沿いという立地に加えて、あえてガラスを多用したスケルトン形式のクリニックとしたことから、おかげさまで皆さまへの認知も高まっているようです。当院では私の飼い犬であるポメラニアンのカイと、動物看護師の愛犬トイプードルのダンロが、毎日医局で過ごしています。学校帰りの子どもたちなどにも院内をのぞいてもらうことが多く、看板犬として可愛がってもらっているのですよ(笑)。

ガラス張りの診察室で、中の様子がすべて見えるのですね?

はい。レントゲン以外のすべての処置について、ご覧いただくことが可能です。血管確保なども実際に行うところを見ていただくことが、信頼につながると考えています。当院のインテリアはそうした可視性と、ぬくもりを感じる天然素材にこだわりました。アトピー性皮膚炎などのアレルギーに対応するため、壁はすべて吸湿性の高いしっくいにしてあります。

診療は犬と猫が中心になりますか?

はい。メインは犬猫ですね。とはいえ、基本的に連れて来ていただければ何でも診たいとは思っています。ハムスターやフェレットなどのエギゾチックアニマルも対応可能です。開院以来、なぜかうさぎの来院がとても多く、特に夜間の緊急対応がたくさんあります。湘南夜間救急動物病院(SEAMeC)では、犬猫は毎晩診療していますが、うさぎには対応していない日があるので、そうしたケースで当院にご来院いただいているようです。

こちらでは夜間の診療も行っているのですか?

基本的には診療時間は19時までなのですが、緊急の場合には診療時間外の夜間や休日にも対応しています。人間には救急車がありますが、動物たちにはそうした24時間365日頼れる存在はありませんから、当院が少しでもお役に立てればと、体力の許す限り頑張っています。また、入院中のペットについても、24時間面会をお受けしています。もちろん、私にもプライベートはありますから「必ずお受けします」と言うことはできませんが。正直大変だなと感じることもありますが、できるところまで続けたいと考えています。

飼い主さんのわがままに応えていただける対応は心強いですね。

ペットにとっては、やはりご家族と一緒にいる時間が一番大切です。特に、体調が悪く心細いとき、いよいよ最期を迎えるというときなどに、入院によってペットを飼い主さんから引き離すということは、彼らにとってはとても寂しいことだろうと思います。そういった考えから「アリイ動物病院」と名付けました。「アリイ」には、ハワイ語で「一番」といったような意味があるのですが、動物たちとそのご家族にとって、「一番近くに寄り添う」動物病院でありたいと願っています。

病気と関わりの深い「食べもの」を見直して、病気を未然に防ぐためのアドバイスを

こちらでの診療の特色について教えていただけますか?

日本小動物医療センターの中島亘先生に師事し、消化器科診療について学んできました。その中で、下痢や吐き戻しといったお腹の症状はもちろん、アトピー性皮膚炎なども、「食べ物」が原因となっていることが非常に多いと感じたのです。そうした経験から、当院では積極的にペットの食餌指導を行っています。基本的には「手作り食」をお勧めしていますが、市販のペットフードについてもご相談に乗ることができます。

ペットの食餌指導というと具体的にはどのようなことをしていただけるのですか?

通常食べている物をご持参いただければ、それがペット自身に合っているのか合っていないのかを判断して、必要があれば改善のためのアドバイスを行っています。また、市販のフードについても幅広くその特性を研究し、まとめた資料を持っているので、それを使いながらご説明することができます。具体的にどのフードがお勧めということは難しいのですが、それぞれの個体に合うフード選びのコツをお教えします。

ペットの病気と「食べ物」は、やはり関わりが深いのですか?

とても深い関わりがあります。自分に合う「ごはん」を食べている子は、体格や毛ヅヤも良く、全体的に活力にあふれています。反対に、合わない「ごはん」を食べている子は、ウンチの回数が多かったり、吐き戻しがあったりするのです。人間の場合、たとえ外食したとしても毎回さまざまなメニューから選択することができますよね。それが、犬では単一のフードのみを食べて生涯を過ごすという子も多いのです。「食べ物」を変えるだけで体質改善につながり、若い個体に多い吐き戻しもなくなります。慢性腸炎やしっしんなどの症状に長年悩んでいたペットが、食事を変えることで、薬を使うことなく改善するというケースも多いのですよ。

ペットの大まかな健康状態を気にしていても、小さな不調は気がつかない飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか?

そうですね。そのため、当院では予防接種などで来院していただいた際に、同時にウンチチェックを行っています。病気を未然に防ぐためにも、ウンチはすべてといってもよいほど重要なものなのです。そこで問題がなければOKですし、何かしらの問題が見つかれば、当院では検査のための内視鏡もご用意がありますし、必要に応じて手術や治療を行うこともできます。また、初めてペットを迎えるという方を対象に、無料で飼育相談をお受けする「ペット相談室」も設けています。病気になってしまった時の治療はもちろん、病気にならないための食事や生活上のアドバイスなどを、ペットを迎える時点から受けていただくことで、より健やかなペットライフにつながるのではと思います。

飼い主としての経験から、「動物たちの生涯を温もりで包む動物病院」の実現に全力を注ぐ

院長先生が獣医師を志されたきっかけは何でしょう?

中学生の頃、初めてフェレットを飼ったのですが、幼少期からお腹にしこりがあったのです。動物病院を受診し、手術を受けることで、それが完治したというのが、獣医師の仕事との出会いでした。その後、フェレットが晩年を迎え、インスリンノーマという完治が難しい病気にかかった際に、関わっていただいた先生から、獣医師という仕事の素晴らしさを教えてもらった気がします。インスリンノーマは膵臓腫瘍で血糖値が常に下がるという病気です。その時の先生は、病気を治すことはできなくとも、残された時間を大切に過ごすためのサポートをしてくださったのです。おかげで1年弱の間、薬漬けにすることもなく、穏やかに最期の時間を迎えることができました。そうした経験から、飼い主の気持ちに寄り添い、安らぎを与える獣医師でありたいと心から思うようになったのです。

今後この動物病院をどのように発展させたいとお考えですか?

今はまだ始めたばかりで全力疾走の段階ですが、めざす医療を実現できる場としてこのまま続けていければと思っています。ペットは必ず最期の時を迎えるわけですが、その過ごし方によって、ペットロスはある程度防ぐことができると思うのです。私がめざすのは、飼い主さんとペットがいつでも一緒にいられる動物病院。将来的にはICUで獣医師の見守りを受けながら、オーナーさんも自由に出入りして、ペットに寄り添う時間が確保できるクリニックをつくりたいと考えています。現状は、私と動物看護師の2名体制でがむしゃらにやっている状態なので難しいのですが、いつかはスタッフも増員してこの目標を実現したいですね。

読者にメッセージをお願いします。

まだまだ開院したてですが、動物のぬくもりを一番近くで感じられる動物病院でありたいと思っています。そのために、動物たちを見つめて、感じて、その生涯を温もりで包むような診療をしていけたらと考えています。現在動物を飼っている方もそうでない方も、ペットについて気軽にご相談いただけるとうれしいです。

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