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田中 泰三 院長の独自取材記事

あおばペットクリニック

(横浜市青葉区/青葉台駅)

最終更新日: 2023/01/22

横浜市青葉区にある「あおばペットクリニック」は2017年開院。明るい陽射しの差し込む開放的なクリニックである。院長の田中泰三先生は、クリニックの雰囲気そのままの、気さくで話しやすい人柄だ。「動物は話すことができませんから、飼い主の方が少しでも疑問に思ったり気になったりすることがあったら、どんなにささいなことでも、いつでもご相談いただけるよう、入りやすいクリニックにしたかったのです」と語る。見逃しのないよう丹念な診察と精密な検査をし、全力を尽くしたいという田中院長に、獣医師をめざしたきっかけから動物医療にかける思いまで、じっくりと話を聞いた。 (取材日2017年5月23日)

ささいなことでも話しやすい、家庭的な雰囲気を重視

獣医師を志したきっかけを教えてください。

子どもの頃から自宅で犬と猫を飼っていたので、動物は好きでした。けれども獣医師になろうと思っていたわけではないのです。きっかけは高校時代、飼っていたシェパードが亡くなったからです。当時、理系のコースにはいたものの、将来の進路について悩んでいた頃でした。その子は10歳になるかならないかでしたが、僕にしてみれば10代をともに過ごした友達のような存在でした。原因は乳がんで、触ればわかるほどのしこりがあったのですが、気付いてあげられなかった。そんな悔しい思いをしたことで一念発起し、獣医師をめざしました。スタートが遅かったので、勉強は大変でしたけれどね。獣医学科に進んでからは開業医をめざすようになり、卒業後は勤務医として研鑽を積みました。

開院にあたって、こだわったことはありますか?

誰でも入りやすいように、淡い色使いの内装にしました。入り口を全面ガラス張りにしたのは、明るい空間になるのはもちろんですが、院内の様子がよくわかるので、入りやすいのではないかと思ったからです。例えば「散歩のついでにちょっと行ってみようかな」と思えるような気軽に相談に来ていただけるような雰囲気づくりをめざしました。また検査機器なども、できる限り充実させました。どんなに目が利く医師でも、十分な設備がないと見つけることができませんからね。来院しやすいことと検査機器が充実していること、それが病気の早期発見や早期治療にもつながると考えています。青葉台にしたのは妻が神奈川出身で県内で探そうと思っていたからです。クリニックの前の道路も整備されていて歩道があるので飼い主の方もペットを連れて来やすいと思ったのでここにしました。公園も多くて落ち着いた良い街でしたからね。

青葉台の飼い主さんの印象はいかがですか?

ペットに対して意識の高い飼い主さんが多いと感じます。健診なども定期的に通っていらっしゃる飼い主の方も多いので、当院でもその一助になればうれしいです。ただ歯のことについてはケアできていないケースが多くあります。飼い主さんに聞くとケアはしておられましたが、うまくできておらず見づらいところは飼い主さんが思っているより悪くなっていることが多い印象です。例えば歯根部の炎症・感染が広がってしまうと上顎の骨を溶かし鼻腔まで穴を空けてしまうことがあります。下顎の骨が長期の炎症によって薄くなってしまったケースや目の下の皮膚に穴が空き膿が出てくるケースなどもあります。そうならないように予防が大事です。歯についてはまだまだ検査が不十分なこともありますし、高齢になってからケアを始めるのは難しいので、専門的に学んできた経験を生かして始め方などについての相談などしていきたいです。

動物が出す小さなサインを見逃さず、獣医師に相談を

診療方針をお聞かせください。

どんな小さな悩みも気軽にご相談いただける、アットホームなクリニックをめざしています。この地域の動物がより健康に、ご家族とともに楽しく過ごしていけるお手伝いをしていきたいのです。ですから、具合が悪くなったときはもちろんですが、それだけでなく日常生活で気になること、例えばしつけやお食事のことなど、何でもご相談ください。検査をした場合も結果だけをお伝えするのではなく、すべてオープンにしています。レントゲンや顕微鏡の画像などもお見せして、わかりやすくご説明し現状をしっかり理解していただいた上で、治療に関する選択肢も複数ご提案して、一緒に考えていただく。ですから、ご説明にはじっくり時間をかけます。そして飼い主の方がどうしたいのかをしっかりお聞きして、それに対して全力で取り組みます。

診察にあたって心がけていることはありますか?

人間もそうですが、やはり病気がある場合は早期発見、早期治療が重要です。人間と違って動物は話すことができません。ですから普段の生活を把握している飼い主の方のお話が診察には非常に重要となります。しかし、いつも一緒に居る飼い主の方でも気づけない病気はあります。普段の健診やワクチンの時に、顔を見る、皮膚、お腹、足先など体全体を触る、臭いを嗅ぐなど、全体的に五感を使って必ずチェックします。そうすることで隠れている病気の見落としを防ぎ、異常があれば早めに見つけることを心がけています。

ペットの健康を守るために、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。

一番感じるのは、気付いているのに何も対策をしていない方が意外と多いということです。例えば歯に関すること。お口の臭いが気になるというので連れて来ていただくと、歯石がびっちりついている。「このままでは歯周病になりますよ」と言うと、「歯磨きが必要なことは何となく気付いていたけれど、そのままにしてしまった」という方が多いのです。あるいは膝のトラブル。小型犬に多いのですが、膝が外れる膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)という病気があります。軽いと自然と正常に戻ることが多いのですが、重症になると手術が必要な場合もあります。この場合は歩く場所を滑りにくくすれば対策になるので、家のフローリングの床にじゅうたんを敷くだけで予防になります。これらは一例ですが、いずれも軽いうちに対策をすることが重要です。ですから何か気になることがあればそのままにせず、動物たちが出しているサインだと思って獣医師にご相談ください。

健康な毎日を送れるよう、生活指導にも注力したい

ところで、先生ご自身の健康管理はどうなさっていますか?

若い頃はあまり気にしていなかったのですが、30歳を過ぎたあたりから自分の健康にも気を使わなければいけないと思うようになりました。ですからサプリメントなどの情報を収集して、自分に合ったものを摂取するようにしています。犬や猫のサプリメントに関しては精通しているのですが、人間とは少し異なりますからね(笑)。それから運動不足の解消も課題です。今は開院したばかりで忙しいのですが、学生の頃はサッカーやフットサルをしていたので、少し落ち着いたらフットサルを始めようと考えています。

これからペットを飼おうと考えている方へのアドバイスをお願いします。

歯磨きの習慣を付けてほしいですね。人間の場合、歯周病菌が腎臓や肝臓などに悪影響があるということは、最近話題になっているのでご存知の方も多いと思いますが、動物も同じです。大きくなってからでは、なかなか歯ブラシで歯を磨くというのも難しくなってくるので、小さいうちから習慣付けることが大切です。ご自身のお子さんのことを考えればわかると思うのですが、1週間歯を磨かなかったらどうしますか? やはり磨かせるでしょう。それと同じです。例えば犬の場合、褒めて覚えさせるというのが基本です。ですから最初はお口を触ることから始めて、怒らなかったら褒めてご褒美をあげる。そうして徐々に歯磨きに慣れさせていくようにしてください。

では最後に、今後の展望をお聞かせください。

動物にも飼い主の方にも、できるだけ負担のないように治療や診察をしていきたいと考えています。ですからよほど特殊な病気以外は、ここで治療ができるよう、新たな器具や治療法を積極的に取り入れていくつもりです。やはり大きな病院に行くのは、時間の面でも費用の面でも大変だと思うので、「何かあったら、あおばペットクリニックに行けば大丈夫」と思っていただけるようにしたいですね。また病気だけでなく、しつけや病気の予防についてのご相談にも来ていただきたいです。例えば先ほどの膝のトラブルも、ちょっと食事制限をして体重を減らすことでも、ある程度の危機回避はできるのです。そういった生活指導にも、今後は力を入れていきたいと考えています。

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