動物病院・獣医を探すなら動物病院ドクターズ・ファイル

動物病院・獣医を探すなら動物病院ドクターズ・ファイル。
獣医の診療方針や人柄を独自取材で紹介。好みの条件で検索!
街の頼れる獣医さん 933 人、動物病院 9,620 件掲載中!(2025年01月22日現在)

足立 直隆 院長の独自取材記事

あだち動物病院

(昭島市/中神駅)

最終更新日: 2024/05/15

一人でも多くの飼い主の希望をかなえたい。そんな気持ちで2016年に開院したのが「あだち動物病院」だ。院長を務めるのは、首都圏を中心に複数の動物病院で診療に携わり、幅広く経験を積んできた足立直隆先生。たくさんの動物種、いろいろな病気を診てきた経験を生かしながら総合的に診療している。犬と猫はもちろん、鳥や爬虫類、ハリネズミ、チンチラなどのエキゾチックアニマルにも対応。「飼い主様の希望に応えられるように努めています。また困ったときの最初の相談役として、皆さんの力になれたら幸いです」と優しくほほ笑む足立院長に、同院の特徴や診療の際に心がけていることなどを詳しく聞いた。(取材日2024年4月23日)

スタッフ一丸となり、飼い主と動物に寄り添った診療を

まずは、こちらの動物病院の特徴について教えてください。

当院は、飼い主様と動物に寄り添うことを大切にしている「地域の動物病院」です。これまでの診療でいろいろな動物と出会った経験から身につけた知識を生かしながら診ています。動物と一緒に生活していると、ふと不安や疑問を感じたり、「病院に連れて行ったほうがいいのかな?」と判断に悩んだりすることもありますよね。そんなときはぜひ気軽に当院へご相談してください。その結果何もなければ「良かったね」と安心できますし、もし何か見つかったなら早期発見になり、いち早く治療につなげることができますからね。例えば「いつもはあっという間に食べるのに今日は食が進んでいないな」「散歩に行きたがらないな」といった気づきがあれば、遠慮せずにすぐにご連絡ください。

スタッフ3人で協力しながら対応されているそうですね。

ええ。獣医師の私と、動物看護師の妻と娘、家族3人で協力しながら毎日の診療を行っています。動物看護師の2人には、主に飼い主様や動物へのコミュニケーション面で頼りにしていますね。動物が受診を嫌がらないように、飼い主様の不安な気持ちを少しでも和らげられるように、声のトーンや話し方など、細かなところまで気を配り工夫してくれています。うれしいことにそうした気持ちが飼い主様や動物に伝わっているみたいで、楽しそうに受診してくれたり、散歩のついでに遊びに来てくれたりしてくれる方がいらっしゃるんですよ。

診療の際に心がけていることは何ですか?

まず飼い主様のご希望を伺い、どうすればその希望をかなえられるかを大切にしています。動物が病気になったとき、「痛みだけでも取ってあげてほしい」「以前のようにご飯を食べられるようにしてほしい」など、飼い主様によって希望される対応はさまざまです。また飼い主様の中には、「どうすればいいのかわからない」と悩まれている方もいらっしゃいます。その場合も、まずは思いを受け止め寄り添いながら、一緒に将来について考えさせていただきますので、何でも話していただけたら幸いです。

地域の動物病院として動物種や症状を問わず幅広く対応

ワンちゃんとネコちゃんに加えて、エキゾチックアニマルも診られているとお伺いしました。

そうですね。もともと動物が大好きで、これまでいろいろな動物と触れ合ってきました。その経験から、ワンちゃんとネコちゃんの他にセキセイインコや文鳥などの小鳥、ハムスター、チンチラ、ラット・マウスなどのエキゾチックアニマルを、曜日や時間の指定をしないでいつでも診させていただいています。両生類と魚類、猿、危険生物以外であれば、ご相談に応じるようにしていますね。もしかしたらこの「好き」という気持ちが、私の診療の原動力なのかもしれません。当院のスタッフは皆、ワンちゃんやネコちゃんに限らず、いろいろな種類の動物が大好きなんですよ。診療を通して「次はどんな子と出会えるかな?」といつも楽しみにしていますので、ぜひお顔を見せにいらしていただければと思います。

眼科や皮膚科、腫瘍科の分野にも対応されているそうですね。

ええ。私は開院前、眼科や皮膚科、腫瘍科に力を入れた動物病院に勤めていました。その時の経験からこの3つの分野に興味を持ち、知識を身につけたのです。当院では一般的な診療の中で診られる範囲となりますが、眼科・皮膚科・腫瘍科にも対応しています。さらにより専門的な検査や治療が必要だと判断した場合は、二次診療施設へすぐに紹介させていただきますのでご安心ください。また、これらの分野は「専門とする動物病院に行ったほうが良いの?」と疑問に思われる方も少なくありません。そのため、当院のホームページにそれぞれの分野の検査・治療・病気についての「何だろう?」「どうすればいいの?」にお答えするための解説を掲載してみました。不安や悩みの解消と、スムーズな受診につながりましたらうれしいです。

飼い主様の通いやすさにも、気を配っていらっしゃるそうですね。

皆さんが快適に過ごせる空間をめざし、例えば周りに気を使わずに済むように、待合室はワンちゃん用とネコちゃん用と2つに分けてあります。またお手洗いの際ケージを待合室に置いたままにしないで済むように、動物やケージと一緒に入れる広さのトイレにしました。他にも、待ち時間自体がストレスだと考え、コロナ禍をきっかけに予約制にしました。ちなみに予約を取る際は必ず電話で対応し、動物種や受診理由に合わせて予約枠を設定していますので、安心して来院していただけるかと思います。またいつでもスマホで動画や写真を共有していただけるアプリを使い、治療のアフターケアにつなげています。これは、エキゾチックアニマルを飼われている遠方にお住まいの方の通院負担が軽くなったら、という思いからです。こまめに連絡いただけると私もうれしいので、遠慮せずにご利用ください。

地域における困ったときの最初の相談役であるために

地域の動物病院として開院されるまでの経緯をお聞かせください。

1996年に北里大学獣医学部を卒業してから、首都圏を中心にいくつかの動物病院での勤務を経験しました。長く診療に携わっていくうちに、自分を含むスタッフが働きやすい、理想の動物病院像が見えてきたのです。そうして少しずつ開院への思いが強くなり、2016年に子どもの頃から住んでいた昭島市に「あだち動物病院」を開院しました。開院した際には、「スタッフの労働時間が長くならない効率的な診療体制」の実現をめざしました。ですから当院では、スムーズに質の良い診療を提供できる体制をめざし、カルテをペーパーレスにするなど、積極的にデジタル技術を取り入れています。

今後の展望・目標を教えてください。

これからも地域の動物病院として、飼い主様や動物の希望に応えていきたいと思っています。そのためにも、まずはデジタル技術をさらに活用していけたらと考えています。例えば遠方にお住まいの方にもっと気軽に診療を受けていただけるように、スマホアプリを使って、治療のアフターケアの他に新しい症例に対するオンライン診療もできるようにしたいですね。また、労働時間の短縮などにも力を入れて、もっとスタッフが働きやすい環境にもしていきたいです。労働の負担が減り、スタッフが気持ち良く働ける環境をつくれれば、より良い治療につなげられるはずですし、飼い主様や動物たちと接する時間もさらに増やせるのではないかと考えています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

動物が急に体調不良になると、飼い主様は不安で押しつぶされそうになるものです。そんなときに少しでも落ち着いて行動するためには、前もって獣医師に「もしものときはどうすれば良いですか?」と聞いておくのがお勧めです。またエキゾチックアニマルはもちろん、ワンちゃんやネコちゃんを飼っている方も、事前に動物病院がどんな所なのか、どんな獣医師やスタッフがいるのかがわかっていると、より安心して受診していただけるのではないでしょうか。そういった情報を手に入れるには、インターネットなどで調べるだけでなく、実際に動物病院へ行くのも一つの手です。ちなみに当院では、院内の見学や動物を迎える前の相談などにも対応しているので、気になることがあれば気軽に声をかけていただけたらと思います。

動物病院ドクターズ・ファイルは、首都圏を中心としてエリア拡大中の獣医師・動物病院情報サイト。
路線・駅・行政区だけでなく、診療可能な動物からも検索できることが特徴的。
獣医師の診療方針や診療に対する想いを取材し記事として発信し、
ペットも大切な家族として健康管理を行うユーザーをサポートしています。

掲載情報について

掲載している各種情報は、株式会社ギミック、または株式会社ウェルネスが調査した情報をもとにしています。
出来るだけ正確な情報掲載に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
掲載されている医療機関へ受診を希望される場合は、事前に必ず該当の医療機関に直接ご確認ください。
当サービスによって生じた損害について、株式会社ギミック、および株式会社ウェルネスではその賠償の責任を一切負わないものとします。
情報に誤りがある場合には、お手数ですがお問い合わせフォームより編集部までご連絡をいただけますようお願いいたします。

TOP