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山本拓也院長、山本敦子副院長の独自取材記事

チャムどうぶつ病院

(さいたま市南区/武蔵浦和駅)

最終更新日: 2023/01/22

さいたま市南区の国道17号沿いに、可愛いワンちゃん・ネコちゃんのマークが目印の「チャムどうぶつ病院」がある。2015年2月にオープンしたばかりで、診療から健康診断・ペットホテル・トリミングなどペットに関することはトータルにお任せでき、介護の必要があるワンちゃん・ネコちゃんに対してもきめ細かくフォローをしてくれる。また、清潔感あふれる院内では人懐っこいマスコット犬の『あめだまちゃん』が愛想を振りまいている。「我が家に20歳まで生きたチャムという愛犬がいたのですが、そのチャムの介護を通してさまざまなことを学び、同じ思いで悩む飼い主さんのお力になれたらと思っています」と語るのは、副院長の山本敦子先生。院長でありご主人でもある山本拓也先生とは、同じ大学の門をくぐった先輩・後輩の関係だ。動物を心から愛する深い思いで結ばれたお2人に、開業のきっかけや診療方針・今後の展望などをじっくりと伺った。 (取材日2015年3月2日)

愛犬チャムの介護を通して、獣医師としての使命を実感

病院名の「チャム」は、飼っていたワンちゃんのお名前なのですか?

【敦子先生】ええ、そうなんです。チャムは私が中学生の頃に柴系の雑種の仔犬を拾い、その後飼い始め、20歳で他界したのですが、今でもチャムのことは深く心に残っています。チャムが18歳の頃に具合が悪くなって、ふとしたことで前足を傷め、それから寝たきりの生活になりました。私の母が頑張って介護をしてくれましたが、夜私達が仕事から帰宅してから預かり、川の字になって一緒に寝て、2〜3時間ごとに体位をかえたり、皮下点滴をしたり、お食事を口に運んであげたりもしました。最期は私の母や姉、主人を含めた家族全員に看取られて、「まさかあれが最期だったとは」と思うほど、本当に安らかな最期でした。そんな最期まで私達家族のことを思い、頑張ってくれたチャムの名を病院名に入れさせていただきました。 【拓也先生】あの頃は2人とも勤務医でしたから、夜はずっとチャムに寄り添ってあげることができました。私もチャムの介護を通して、とても沢山のことを学んだと思っています。現在介護に悩む飼い主さんが大勢いらっしゃいますが、その方々の心を少しで軽くして差し上げたいという気持ちが、私たちの中にはとてもありますね。悩みごとがあれば何でも話していただいて、たとえば「夜泣きするのは自分の犬だけじゃないんだ」とわかるだけでも、スッと心が楽になることもあります。私たちの経験を通して、何か1つでも伝えて差し上げられたらいいですね。

お2人とも、本当に動物を愛してらっしゃるのですね

【拓也先生】そうですね、2人とも本当に動物が大好きです。だからこそ、開業するにあたって「どんな動物病院にしていこうか」ということは、2人で一生懸命語り合いました。ただ単に病気になったワンちゃん・ネコちゃんを診るのではなく、赤ちゃんの頃から健康管理をお手伝いし、歳を取って介護が必要になっても幸せでいられるような動物病院をつくっていこうと決めたのです。 【敦子先生】そのためにどんな院内レイアウトにするか、どんな内装にするかも、2人でじっくり話し合いました。ワンちゃん・ネコちゃんに突然何かあってもすぐに駆けつけられるよう、診察室を中心にトリミングルームやホテル・待合室が見渡せる窓を付けました。天井が高く開放感がある病院なので、飼い主さんも動物たちも居心地良く過ごしていただけると思います。ホテル兼入院室も2部屋設け、壁を色分けしました。水色の壁のお部屋は元気なワンちゃんが来ても大丈夫なように防音にし、ピンクの壁のお部屋はデリケートなネコちゃんや、安静が必要な動物でもゆっくり休めるようにと、区別して作りました。

お2人は大学の先輩・後輩の間柄とのことですが?

【敦子先生】はい、同じ日本大学の獣医学科出身で、主人は私の2つ後輩にあたります。もともとお互い顔見知りだったのですが、卒業後に友人に紹介されて再会しました。当時主人は遠方に住んでいたため、1年半ほど遠距離恋愛をした末に、主人がこちらに出て来ることになったのです。結婚前も何度かチャムと一緒にドライブや旅行にも行ったんですよ。 【拓也先生】敦子先生はずっと臨床ひと筋だったのですが、私は農水省でデスクワークをしていました。でも、敦子先生が楽しそうにワンちゃん・ネコちゃんの話をするのを聞いていて、「臨床も面白そうだな」と思い始めたんです。

病気を治すだけでなく、“幸せ”であることが大切

勤務医をされていた石神井公園動物病院では、どんなことを学ばれたのでしょうか?

【拓也先生】とても素晴らしい院長先生がいらっしゃり、「ワンちゃん・ネコちゃんが診療にきたら、どんな場合でも全身をよく診なさい」と言うのです。例えば爪切りにいらした場合でも、目や耳・おなか・足の裏まですべて診察しました。飼い主さんが気づいていない異常を早期にみつけられるのはもちろん、普段のワンちゃん・ネコちゃんの状態を常によく見ておくことで、「何かいつもとちょっと違うな」という時に、気付いてあげることができますから。そんな院長先生のやり方を、私もこのクリニックで実践していきたいと思っています。 【敦子先生】妻の立場から言うのも気が引けますが、主人は本当にワンちゃん・ネコちゃんのために一生懸命ですね。先日も重症のネコちゃんの看病を泊まり込みでやっていましたし、本気で動物たちと向き合っているんだなと、いつも感じています。新しい知識や技術に対する勉強にも熱心で、それを実際の診療にも生かして、わかりやすく飼い主さんに説明しています。

では、拓也先生にとって敦子先生はどんな獣医師さんですか?

【拓也先生】本当に動物が大好きで、動物と飼い主さんのケアとはこうしてやるのだなということを、敦子先生から学ぶことが多いです。たとえば、高齢のワンちゃんが亡くなる直前に診療をしたときに、「いまワンちゃんのために、写真をいっぱい撮ってあげてください」と言うんですよ。私なんかは病気の説明ばかりを一生懸命してしまうのに。獣医師としてだけでなく、一飼い主としてのアドバイスができるのは、敦子先生ならではだと思いますね。チャムの介護を通して実感したことを、きっと飼い主さんにも伝えてあげたかったのでしょう。 【敦子先生】チャムを介護した時は、自力で出すことができなくなったおしっこをマッサージして出してあげたり、食べ物を自分で食べられなければ、口に持っていってあげたりしていました。ワンちゃん・ネコちゃんは、例え病気であっても、飼い主さんとの時間を楽しく過ごすことで幸せに暮らすことができるのです。そのことを、今介護をされている飼い主さんにも、ぜひ知っていただきたいと思っています。

病気をただ治すだけではなく、幸せであることが大切ということですね。

【敦子先生】はい、ワンちゃん・ネコちゃんは飼い主さんのことが大好きですから。以前、病気のため病院に点滴をしにきたワンちゃんがいましたが、飼い主さんはその傍らでワンちゃんのために歌を歌ってあげていました。点滴が終わった時に、「楽しかったね、じゃあまた来ようか」と言うと、ワンちゃんはとても楽しそうに帰っていきました。そうして楽しいひとときを過ごさせてあげれば、ワンちゃんにとって病院はつらい場所ではなく、楽しい場所に変わってしまうんですよね。 【拓也先生】どんな治療をするか、どんな介護をするか、私たちは検査・治療の方法や、メリット・デメリットを全部お話しして、どうしたら良いかは自分たちの経験を伝えつつ、飼い主さんとよく相談させていただいています。どうしたらワンちゃん・ネコちゃん、そして飼い主さんが一番幸せになれるか、一緒に私たちも考えたいと思っています。

何でも気軽に相談でき、ホッと心がなごむクリニックに

今までで、心に残るエピソードはありますか?

【拓也先生】石神井公園動物病院に勤めはじめたばかりの頃、私は飼い主さんの仕事の忙しさなどに配慮し過ぎていたことがありました。「明日診察に来てくださいと言ったら、飼い主さんが大変かもしれない」などと考えて、「明後日なら来られますか?」というような言い方をしていたのです。そんなとき、院長先生からひと言、「先生は獣医なんだから一生懸命犬を診ればいいんだよ。犬にとって一番の方法を考えて、まず伝えてあげなきゃ」と言われたのです。今思えば当たり前のことですが、その当時は飼い主さんのご事情ばかり気にしてしまっていました。「そうか、犬を診て、『こういう方法が一番だと思いますがどうですか?』と伝えれば、飼い主さんはご自身で選択されるのだな」と。それ以来院長先生のひと言を大切にしていて、動物を良くすることを第一に考え、まずはベストと思われる検査・処置をお伝えしています。その上で、実際に飼い主さまのご事情にあわせつつなるべく早期に診断し、症状を和らげられるような治療をはじめていきたいと思っています。

さまざまなご事情の飼い主さんがおられるのでしょうね。

【敦子先生】そうですね。ご病気のワンちゃん・ネコちゃんがいるのに、忙しくてご来院が難しい飼い主さんには、ご自宅でのケアの仕方、時には皮下注射の方法などをお教えすることもあります。最初は「とても自分が注射なんて」と恐る恐る始められる飼い主さんも、日が経つにつれて堂々と注射を打てるようになり、ワンちゃん・ネコちゃんも安心して飼い主さんの行うケアを受け入れるようになったりします。ご相談いただければさまざまな選択肢がありますので、遠慮なくおっしゃっていただければと思います。

お2人の今後の展望をお聞かせいただけますか?

【拓也先生】飼い主さんにもっと良いアドバイスができるよう、知識や技術の引き出しをたくさん持ちたいと思っています。よく「こんなこと相談してもいいんですか?」と聞かれることがあるのですが、いいんです。というより、それが大事なんです(笑)。何でもお話しいただくことで、私たちもワンちゃん・ネコちゃんのことが良くわかるようになりますから。その相談にしっかり応えられるよう、今後もいろいろなことを勉強していきたいと思っています。 【敦子先生】どんな些細なことでも気軽に相談できる、ホッと心がなごむようなクリニックにしたいですね。お散歩ついでに立ち寄っていただいて爪切り、おしりしぼりだけでもお気軽にご来院いただければと思います。飼い主さんとワンちゃん・ネコちゃんにとって、ごく自然な生活の一部のようになれたら、とてもうれしいです。

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