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中島 昭満 院長の独自取材記事

八柱動物病院

(松戸市/八柱駅)

最終更新日: 2023/01/22

千葉県松戸市、新京成線八柱駅から徒歩約1分、JR武蔵野線新八柱駅からも徒歩約6分という便利な場所にある「八柱動物病院」。2005年にこの地に開業したのは、地元・松戸市出身の中島昭満院長だ。駅前でありながら住宅街を控えた静かな一角にあり、駐車場も用意されている。学生時代から将来は地元で開業しようと考えていた中島先生。気さくでざっくばらんに、歯切れよく話す中島院長の人柄に、つい話し込む飼い主も多い。コンビニ感覚に立ち寄りやすい動物病院にしたいという展望や、動物病院の地域社会における役割まで、幅広く話を聞いた。 (取材日2015年12月21日)

地元松戸で開業して10年、地域に対する活動も

開院のいきさつを教えてください。

大学を卒業してから6年間代診の獣医師として働き、2005年に開業しました。在学中から将来は約30年住んでいる地元の松戸で開業しようと決めていました。日々、小動物の臨床獣医師として診療に従事していますが、地域コミュニティにおいても動物に関する分野には積極的に参加し活動するようにしています。開業して10年たち、現在は代診の獣医師が1人と動物看護師が2人、それにトリマー1人の体制で診療を行っています。トリミングは予約制で毎週水曜と土曜日に、またペットホテルも行っています。

動物に関する地域活動にはどのようなものがあるのですか?

個人的に活動する機会は少ないですが、所属している獣医師会では、災害時のペット対策や学校飼育動物のサポートなどを検討する委員会に所属し活動しています。2013年からは千葉県の愛護推進委員の委嘱も受け、県が行っている地域猫の不妊去勢手術事業にも協力をしています。また保護施設から処分される前に犬を引き取り、セラピー犬として訓練を行い高齢者施設や病院でアニマルセラピー活動を行っている国際セラピードック協会という団体があります。私も微力ながらこの団体を応援し、高齢者施設との橋渡しや小学校での講演のお手伝いをさせて頂いたりもしています。

ペットの病気に飼い主さんと一緒に向き合っていく

診療方針を教えてください

「ペットの病気に飼い主さんと一緒に向き合っていく。」というのが診療方針です。検査や手術など病院でしか行えないこともありますが、日々の投薬や食餌管理など治療の多くはご自宅で飼い主さんに行って頂かなければなりません。そのため、なぜこの治療が必要で、この薬を使うのか。また日常の生活で注意しなければいけない点は何か。飼い主さんにしっかりと病気を理解してもらい治療に臨んでもらうことが動物医療では最も大事なことだと思っています。そのため、飼い主さんが理解しやすいように、説明時に症状を自分たちに置き換えお話しするようにしています。また、治療の選択肢をいくつか提示し「これから相談しながら治療していきましょう]とお伝えするようにもしています。

診察では、どのようなことを心がけていますか。

日常の診察では視診、聴診、触診、問診が基本となりますが、必要に応じて検査を行い、一次診療施設として的確な診断、治療が提供できるよう心がけています。時には当院で治療が出来ない場合もありますが、その時は大学病院や連携病院と連携を取り、飼い主さんのニーズに答えられるよう対応しています。日常の診察ではエコー検査に力を入れています。腹部エコー検査では、腹部臓器の評価や腫瘍の早期発見。心臓のエコー検査では心臓の形態やリアルタイムの心臓の評価が出来、侵襲も少なく非常に有用性が高い検査法だと思っています。またエコー検査、血液検査、レントゲン検査、尿検査を組み合わせた健康診断も行っています。

動物のほうも高齢化していますね。

ペットの高齢化に伴い循環器疾患や腫瘍疾患を診る機会が多くなっていますが、夜泣き、不規則な排泄、徘徊など高齢動物の行動的問題、いわゆる「痴呆」 に関する相談も多いですね。どう対処していいかわからず、飼い主さん自身が悩みすぎて体調を崩されたり、仕事に支障が出てしまったりするケースも少なくありません。このようなケースでは、悩みを抱え込まず、まずは相談に来てもらい一緒に考えましょうとお伝えしています。また、ターミナルケアでは、愛するペットを最終的にどうしてあげたいのか、いろいろな考え方があります。楽にしてあげたいのか、自然に寿命を迎えさせてあげたいのか、延命治療を行うのか。それが飼い主さんにとって、また動物にとって良い選択なのかどうか、「あの時にこうしておけば良かった」と思わないようにするために、方法一つ一つ提示して、飼い主さん自身の結論を出せるようにとお話ししています。

ペットの飼い主も高齢になり社会問題化しているそうですね。

年配の飼い主さんから、「私も高齢なので、世話できるのはこの子で最後です」と言われることが最近は多くなりました。犬の平均寿命が10~13歳、猫は15歳と言われる中、自分達の健康が心配でいつまで世話ができるのか……。というのが理由です。動物がいることで気持ちが豊かになり、健康にも生きがいにもつながってきますので、このような話を聞くととても寂しく感じます。既存の保護施設などと連携を取り、高齢の方でも安心して動物を飼育できるようなシステムは出来ないかなと考えています。また、現状の保護施設では犬猫が終生、面倒を見てもらえるというだけですので、例えば子供たちが動物と触れ合え遊べる場にしたり、動物は血液バンクがありませんので、若くて健康な動物たちには供血犬、猫として頑張ってもらうとか。飼育できなくなった動物たちの行き場を作ってあげることも私たちの役目かなと思っています。

ペットの微妙な変化や表情を読み取ってあげて欲しい

獣医師を志した理由を教えてください。

子どもの頃から動物が好きで、叔父が北海道で養豚をやっていることから興味が深まりました。「子どもの頃に飼っていた犬や猫を治したかったので獣医になった」という先生は多いと思うのですが、実際に獣医師になってみると、自分のペットには感情が入り過ぎてしまうので、私はあまり診たくないですね。私たちの仕事は第三者的な視点をとらなくてはいけないところがあり、時には飼い主にとって厳しい現実があるわけですよね。自分の家族なら、重い病気とは考えたくない、そこで迷いが出ちゃうので、自分のペットは診たくない……ちょっと甘いかもしれませんね(笑)。今は犬が1頭、猫が4頭、それと魚も飼っています。

今後の展望をお聞かせください。

当院のあり方としては、費用的にもハードルが高く行きづらいと思われがちな動物病院のイメージを拭い去って、気軽に立ち寄れ相談できる雰囲気にしていきたいです。大きく総合病院化するのでも高度な専門病院化するのでもなく、治療の窓口として温かい動物病院でありたいのです。また、獣医師会を通して地域猫や高齢者の飼育問題など、いろいろな部分に関わっていけたらと思います。単純に動物のお医者さんということだけではなく、福祉や環境、教育とリンクさせながら地域が元気になれる手助けができる獣医師としてこれからも役割を担っていきたいですね。

読者へメッセージをお願いします。

動物を診療するとき、僕は最初に動物の顔から見ます。人間に比べると表情は少ないですが、体調が悪い時は悪いなりの顔をしています。動物は話すことができませんので、病気の発見が遅れがちになってしまいますが、人間同様長生きのためには病気の早期発見早期治療が大事です。そのため、日頃からペットの表情や行動の微妙な変化に気づいてあげることが大切だと思います。また、スキンシップを取ってもらうことも体調の変化を知るうえで大切なことです。ペットの健康面で少しでも心配なことがあるようでしたら、お電話でも構わないのでまずはお気軽にご相談ください。

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