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石井 聡 院長の独自取材記事

石井どうぶつ病院

(千葉市花見川区/八千代台駅)

最終更新日: 2023/01/22

花見川団地と国道262号線を結ぶ通り沿いには、ホームセンターや大手古書店などが連なっているが、その一角にあるのが「石井どうぶつ病院」だ。エントランス上の看板に描かれた猫のイラストが親しみやすい雰囲気を醸し出す。石井聡院長は、子どもの頃、豊かな大自然の中で動物とともに暮らしたいと思い、獣医師の道をめざしたという。世界最長距離を走る犬ぞりレースのサポートスタッフとしてアラスカに滞在したり、西サモア(現・サモア)には海外青年協力隊として派遣されるなど、さまざまな貴重な体験を重ねている。「ペットを飼う上で一番大切なことは、動物も人間もともに楽しく幸せを感じられること」と話す石井院長。地域の獣医療への思いなどについて話を聞いた。 (取材日2017年1月25日)

高齢者にこそペットと暮らす喜びを

開業してから18年経っておられますが、どんな変化をお感じですか。

獣医療はここ20年くらいの間に急速に進化しています。それに呼応するかのように、より高度で専門的な獣医療を希望する飼い主さんが増えていると感じます。ペットも家族の一員として、より長く一緒に暮らしたいと考えておられるのでしょう。この地域に限らず全体的な傾向だと思いますが、飼い主さんの高齢化も進んでいます。ご高齢の方でもう一度ペットを飼いたいと思っても、躊躇されてしまうということも多いですね。ペットを飼った経験から責任感が強く、いい加減な気持ちでは飼えないと思われるようです。

具体的にはどんな不安を感じられるのでしょうか。

ご本人の年齢を考えると、自分が責任を持って動物の最期まで面倒をみられないのではないかと不安に思われるようです。ですが、そういったご高齢の方にこそ本当はペットを飼っていただきたいのですね。ご高齢の方は、お子さんたちも独立して家を出てしまい、孤独を感じることもあると思います。そんな時こそペットと暮らす楽しさを味わっていただきたいのです。現在、私は千葉市獣医師会に所属しておりますが、獣医師会でも飼い主さんの高齢化については議論に上がっていて、大きな課題と捉えています。獣医師や飼い主さん、お互いできることはたくさんあると思います。今後は、行政の協力なども得ながらより良い解決法を探っていきたいと考えています。

石井院長が獣医師をめざされたきっかけを教えてください。

もともと動物が好きということがありましたが、子どもの頃から大自然の中で暮らすことにも憧れていました。小さい頃は、世界名作アニメに出てくるアルプスのような世界(笑)。その後、中高生時代になると富良野の大自然が舞台の連続ドラマに出てくるような暮らしです。このドラマは動物や獣医師とは直接関係ありませんが、北海道のような大自然の中で好きな動物と暮らすためにはどんな職業がいいかなと考えた結果、獣医師をめざそうと思い至りました。一時期は動物園の獣医師もいいなあと思ったこともありました。野生動物に憧れたのですね(笑)。

飼い主の要望に沿った獣医療を提供することが大切

こちらのクリニックの診療方針をお聞かせください。

まず飼い主さんの話をよく聞いて、その要望に沿った獣医療を提供することです。飼い主さんたちの獣医療に対する期待も年々高まってきていますので、その期待になるべく応えられるようにしたいと考えています。飼い主さんの中には高度医療を希望する方もいれば、そこまではしなくていいと考える方もいます。動物の病気を治すことが獣医師として最も重要な仕事ですが、その治療方針が飼い主さんの希望と違ってしまったら、それは飼い主さんにとっても動物にとっても不幸なことだと思います。ですので、飼い主さんの要望をお聞きし、よく相談して治療方針を決定しています。もしもここで対応できない高度医療が必要な場合は、連携している病院を躊躇せずに紹介しています。

その連携している病院は例えばどんなところでしょうか。

私の母校である日本獣医生命科学大学病院や、腫瘍であれば所沢にある公益財団法人日本小動物医療センター内の日本小動物がんセンターのほか、動物の症状に合わせて最適な病院を紹介しています。大病院で手術を受けた動物たちが逆紹介されて当クリニックに受診に来るケースも多いですね。

こちらの診療動物と診療分野を教えてください。

犬と猫が中心です。ハムスターやウサギなどの小動物については専門ではありませんが、一般的な診療は行っています。診療は2人の獣医師でお互い協力しながら行っていますが、診療分野では、外科と腫瘍科については主に私が担当しており、皮膚科はもう一人の勤務医が担当しています。

ほかに診療の際心がけていることはどんなことですか。

やはり飼い主さんとの信頼関係を築くことですね。それには先ほどもお話ししましたが、飼い主さんとよく話をすることです。時間の制約もありますが、できる限り会話をして、動物の普段の状態や変化などを聞くようにしています。動物たちは少しくらい痛みを感じても隠します。明らかに症状を訴えているときは、想像以上に進行していることも多いのですね。いつもと何となく違う、少し様子が違うといったちょっとした変化を早く見つけられるのも飼い主さんならではのことです。ですので、些細なことでも気になることは遠慮なくお話ししていただきたいと思います。

動物と飼い主が楽しく幸せに暮らせるようサポート

石井院長はアラスカにご滞在されたこともあると伺いましたが。

極地に行ってみたいという憧れもあり、たまたま大学の教授から犬ぞりレースの帯同者の募集の話を聞いた時、すぐに手を挙げました。当時は東京都北区にある川村動物病院に勤務していたのですが、川村院長には快くご理解いただいて、2ヵ月間アラスカに滞在しました。アラスカではいろいろなことが起きましたが、毎日が感動の連続でしたね。私が帯同した犬ぞりレースは世界最長の2000kmを走る過酷なものでしたが、最後まで走り切っても犬たちはまだ体力を温存していました。そんな姿を見て、犬たちの力強さや精神力に改めて尊敬の念を抱きました。

西サモアに滞在されたご経験もあるようですね。

北の極地の次は赤道に近い所に行ってみたいと(笑)。ある時、青年海外協力隊の募集記事を見つけて、そこに「赴任地・西サモア、職種・獣医師(犬・猫)」と書いてあったのです。それですぐに応募しました。協力隊の獣医師派遣では、牛や馬などの産業動物を扱うことが多く、私は産業動物に関しては経験がなかったのです。ですがこの募集は犬猫担当でしたので絶好のチャンスだと。西サモアでは、ペットというより番犬として飼っていることが多かったですね。でも子犬や子猫は可愛がるんですよ。薬や検査機器も日本のようにそろっていませんから、人間の病院に動物のレントゲン撮影をお願いしたり、往診先の家のキッチンテーブルや庭先で手術をしたりすることもありました。仕事に対する考え方や価値観も異なり驚くこともありましたが、とてもいい経験になりました。次は、南極観測隊に帯同したいと密かに思っています(笑)。

ところでプライベートな時間はどのようにお過ごしですか。

日帰り登山を楽しんでいます。低山ハイクといいますか、1000m以下の山ですね。大自然の中、一人で登っていると無心になりますし、頂上に着いた時には達成感も得られます。ふだんは他人と話すことが多いので、登山は一人で自然と対話しながら過ごせるとても貴重な時間です。それで、下山した後に飲むビールがこれまた最高(笑)。ほかには、年に1回、大学時代の仲間とキャンプをしています。カヌー下りをしたりお酒を飲んだり、と学生のノリで楽しんでいます。

では最後に今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

これからも常に獣医師として今が一番充実しているという状態を続けていきたいと思います。技術的にも知識的にも、若い頃よりも今、1年前よりも今、というように常に前進していきたいですね。そのために学会に出て最新の知見を得たり、画像診断や腫瘍科、皮膚科関連の勉強会に定期的に参加しています。飼い主の方には、どんなことでも結構ですので何か気になることがあればお気軽にお立ち寄りいただきたいですね。犬を飼おうと考えている方は、飼う前に一度相談していただきたいですね。小型犬でも活発な性格の犬種もいますし、その方の生活環境に合う犬種をお話しできると思います。動物を飼うことでともに楽しく幸せに暮らせることが一番大事と考えていますので、そのお手伝いをさせていただきたいと思っています。

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