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徳方 基泰 院長の独自取材記事

バニーズ動物病院

(伊勢原市/伊勢原駅)

最終更新日: 2023/01/22

伊勢原駅の閑静な住宅街の一角にある「バニーズ動物病院」。広めの駐車スペースが用意され、遠方からでも車で訪れることができる。院内のインテリアにはうさぎの小物や熱帯魚の水槽がディスプレイされており、来院者を楽しませてくれる。同院は、うさぎの診療経験が豊富な徳方基泰先生が院長を務める。現在、治療に訪れる動物の8割がうさぎ。徳方先生の専門的な治療を求めて、近隣市町村から多くの人が来院する。このクリニックの大きな特徴として、東洋医学を治療に反映していることが挙げられる。診療時間外には、動物の東洋医学専門学校への通学や、その他の東洋医学のセミナーにも通うなど、東洋医学の知識、技術向上のため余念がない徳方先生にじっくり語ってもらった。(取材日2016年1月15日)

うさぎの治療経験が豊富なクリニック

大学卒業後から、開業に至るまで、どのように経験を積まれたのですか?

相模原にあるハート動物病院で経験を積みました。伊藤院長は、ほとんど独学でエキゾチック系動物の治療法を身に付けられた先生で、経験の中から、さまざまな知識とテクニックを蓄積されていました。ここで4年間、犬や猫だけではなく、特にうさぎの診療を数多く経験させて頂きました。当時、うさぎは全体の2割から3割くらいを占めていて、他の動物病院よりも、うさぎやハムスターが多い病院でした。院長は、若手の獣医師に対して、独立してやっていくように、という方針でしたので、4年間勤務して、独立開業しました。うさぎを数多く治療してきた経験を生かして、うさぎをメインに診る動物病院にしようと考え、バニーズ動物病院という名前をつけて開業しました。伊勢原の地で開業したのは、厚木、平塚、秦野と周りに比較的人口の多い街があり、また比較的交通の便が良いことも決め手の1つでした。

現在、どれぐらいの割合でうさぎを診ているのですか?

今は、うさぎが全体の8割、フェレット、ハムスター、モルモットを入れると95パーセントくらいですね。継続的に診させていただいている犬と猫は以前に比べかなり少なくなりました。当院で診ていると、うさぎを飼ってる人はとても多いと感じています。うさぎの疾患として多いのは、歯の疾患と胃腸の疾患です。牧草を食べる機会が少ないと、歯や胃腸の問題が起き易くなります。飼育指導は、飼い主様によって、考え方・飼育環境が違うので、まず、丁寧かつ念入りに問診し、それから、診察に入ります。お腹の調子が悪いと訴えて来られても、すぐに検便しますということではなく、話をお聞きしながら、緊急性の有無・飼育状況・経過・体調を手際よく確認し、治療に移るようにしています。

東洋医学と西洋医学とをうまく組み合わせた治療

うさぎを診療するにあたって、心がけていることはありますか?

うさぎは、慣れない場所に来ると、においや音が引き金となり、パニックになることがあります。猫であれば、診察台から飛び落ちても着地できますが、うさぎは、そのまま落ちて骨折の可能性すらありますので、事故に関しては特に気をつけています。まずは、なでてあげたり、目を隠してあげたりすると、徐々に落ち着いてきます。最近は東洋医学的マッサージである推拿も取り入れ、より効果的にウサギの緊張をほぐしつつ、診察を始めるよう心がけています。

東洋医学を取り入れた治療を行なっているそうですね。

西洋医学の知識と東洋医学の知識をうまく組み合わせた統合医療を行っています。以前から東洋医学に興味を持っていました。自分自身が、単にツボ押しやマッサージが好きだったという事もありますが、風邪や肩凝りの時に葛根湯を飲むと、不思議と回復が早いんですよね。鍼灸や漢方を、将来的に診療に取り入れたいとは思っていましたが、中々きっかけをつかむことが出来ませんでした。そんな時、現在通学している日本獣医中医薬学院の山内学院長の講義を聞く機会があり、本格的に取り入れようと決意しました。一般的に、ウサギは暑さに弱く、寒さに強いと思われていますが、8~10℃程度の寒暖差でも体調を崩しやすくなります。また、意外と寒さにも弱く、冬だけではなく、夏でもいわゆる“クーラー病”で体調を崩すことが多々あります。このような時に、体の芯から温める事の出来る鍼灸は、非常に治療効果が高く、回復も早くなると実感しております。

うさぎに鍼灸を行なっているとお聞きしました。

はい、現在も日本獣医中医薬学院という専門学校に通い、東洋医学(鍼灸・漢方・推拿)の知識・技術が、少しでも深くなるよう努めています。鍼灸を行っての感触としては、かなり効いているなと、手応えを感じています。というのも入院するケースが少なくなりましたし、入院期間も短くなりました。また、飼い主様の反応も良く、鍼灸をやって帰ってからは、以前よりも調子がいいというありがたいお言葉も頂いています。鍼灸は、週1回~月1回など、動物の状態に合わせて定期的に来院して頂き、体調を整えてあげることをお勧めしています。鍼灸だけですべての病気が治るわけではありませんので、東洋医学と西洋医学のいいところを組み合わせた統合医療を行っております。

西洋医学的な治療に併用して、鍼灸治療を提案

休日はどのように過ごしていますか?

最近は、休診日には、漢方薬のセミナーを受けたりしています。完全に、お休みのときは、スキューバダイビングに行くこともあります。魚は見るのも、写真を撮るのも、食べるのも好きですね。今は、水中写真を特訓中です。また、中学生の頃から、鉄道が好きですね。ブルートレインに憧れた世代です。乗ることも好きですが、模型を集めています。車両は800両くらいあると思いますよ。

今後の展望について、お聞かせください。

私としては、もっと東洋医学の知識、技術をグレードアップさせていきたいと考えていますので、これからも力を入れてやっていきます。うさぎなど、エキゾチック系の動物が主体の動物病院であっても、東洋医学を併用している病院は限りなく少ないと思います。うさぎだけではなく、ハムスター、フェレット、モルモット・チンチラ・リス・デグー・フクロモモンガ等も当院の主な対象動物なので、ぜひご相談に来ていただければと思います。また、犬や猫でも、外科手術後の補助的治療として、当院で東洋医学的治療を受けるというのも、効果的だと思います。ただ、病気になって、弱っている状態になっても、どういう治療を選ぶのか、寿命だととらえるのか、飼い主様によって考え方はそれぞれです。東洋医学、西洋医学、治療方法含めて、飼い主様と相談しながら、臨機応変に診療していくつもりです。

最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

大切な家族に定期健診を受けさせてあげて頂きたいですね。飼い主様では、状態の変化に気づけないこともあります。体調は悪くないと勘違いされている方が多いのも事実です。通院してくださってる飼い主様に対しては、定期健診をお勧め出来ますが、そうではない方に、いかに定期健診の重要性を周知いただくかが課題だと思っています。また、最近は、インターネットでの情報に振り回されている方が多いようにも感じます。インターネットで調べるのは良いことですが、間違った知識を持ってしまうことも。治療は、“困ったときの神頼み”でも、“木を見て森を見ず”でもありません。うさぎなど、いわゆるエキゾチック系動物のことで不安があれば、これらの動物に関する治療経験に富んだ動物病院を事前に探していただき、“かかりつけ”として日頃から信頼関係を築くことをお奨めします。

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