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山崎 拓也 院長の独自取材記事

永福あにまるクリニック

(杉並区/西永福駅)

最終更新日: 2024/01/18

永福町駅・西永福駅からそれぞれ徒歩10分以内の場所にある「永福あにまるクリニック」は、地域に密着した温かみのある動物病院だ。待合室や診療室は犬と猫・小型動物に分けられているなど、動物たちを緊張させないように施された工夫が随所に見られる。山崎拓也院長は大学で神経科を専攻し、勤務医時代には内科・外科など広く研鑽を積んできた獣医師。CTやMRIの読影経験も豊富で、専門的な視点で診療を行えるのが強みだ。山崎院長とともに働くスタッフたちも全員経験豊富だという。エキゾチックアニマルに関する知識を持つスタッフも在籍する同院では、犬や猫の他に、ウサギ・ハムスター・フェレットなどの診療にも対応。笑顔が優しく穏やかな印象の山崎院長に、同院の特徴や動物たちとの思い出などを聞いた。(取材日2023年11月17日)

専門的な視点を生かし、脳神経の病気にも対応

まずは、山崎院長のご経歴をお聞かせください。

日本獣医生命科学大学に在籍中は神経科を専攻していました。卒業後は、1次診療から高度医療まで対応する動物病院に勤務し、分院長も務めました。そこでは院内にCTやMRIを備え、脳外科・心臓外科・整形外科にも対応していたのです。そのため、撮影や読影に携わることも多く、上級者向けのCT読影講習を受ける機会もあり、脳神経に関する医療に携わる獣医師にとって必要な読影技術を磨くことができましたね。その他にも内科や外科など、幅広い領域の研鑽を積み、2020年に身につけた知識と経験をより生かそうと思いこの地に開業したのです。開業は私にとって長年の夢でした。些細なことでも気軽に相談できる、優しい雰囲気の動物病院をめざしています。

脳神経の病気を中心に、幅広く診てこられたのですね。

そうですね。脳神経を専門とする獣医師は多くはないと思うのですが、私はもともとこの分野にとても興味がありました。感情や行動を司る、いわばその動物の個性にもつながるものだと思ったからです。犬や猫に見られる脳神経の病気には、てんかんや水頭症、脳梗塞、脳腫瘍などがあります。人間と同じく認知症になることもあるんですよ。ただ、犬種によって特定の病気にかかりやすいなどの性質があり、どこまで治療を行うべきかを考える必要があります。また動物のMRI検査は全身麻酔を伴うため、リスクがゼロとはいえません。しかし脳神経の病気を疑う症状があった場合、それが脳神経なのか心臓など他の要因があるのか、検査をしないとわからないケースも多いです。ですから、正しく診断を行い、適切な医療につなげることが大切なんですね。当院では脳神経に関する専門性を生かし、MRIやCTの読影に関するセカンドオピニオンにも対応しています。

こちらでは犬や猫の他、どのような動物を診ているのですか?

犬や猫の他に、うさぎやハムスター、フェレットなどのエキゾチックアニマルの診療にも対応しています。当院には勉強熱心で経験豊富、そして自宅で動物との生活を楽しむ「動物好き」なスタッフがそろっています。多様な動物を院内で診るために、院内にはエックス線検査や超音波検査、血液検査に必要な検査機器を一式備えました。手術時に縫合糸を使わずに血管をシーリングして止血を図るシステムを導入しました。糸による結紮の必要がないので、体内に異物である糸を残さないようにしています。犬舎も十分に設けてあるので、入院も可能です。また、MRIやCTでの検査が必要な際も迅速に進められるよう、高度医療施設との連携体制も整えています。

犬・猫・エキゾチックアニマル、全動物種に優しい工夫

待合室や診療室は2つに分けられていますね。

待合室も診療室も、犬と猫・小型動物とで分けてあります。犬の待合室にはリード用のフックを備えており、大型犬でもリラックスして過ごせるようなゆったりとした造りです。猫・小型動物の待合室にはキャリーケースの置き場を設け、猫が安心できるフェロモンをたいているんですよ。当院は予約優先制ですので院内の滞在時間は短く済むかとは思いますが、その間も動物たちが不快な思いをしないよう細心の注意を払っています。

受診する動物に接する際に、心がけていることをお聞かせください。

初対面なことも多いですから、「怖がらせない」ということを心がけています。まずは動物に対してもあいさつをし、ゆっくりとした動作で接しながら、嫌がらないようならば徐々に触れていきます。もし動物の警戒心が強いようでしたら、こちらから無理に触れることはいたしません。その間は飼い主さんに抱っこしてもらいながら、診療室や私に慣れて少し緊張が解けるまで、時間をかけて距離を縮めていきます。

飼い主の方に対してはいかがでしょう?

動物の普段の状態を一番知っているのは飼い主さんですから、話をよく聞くようにしています。不安や相談だけでなく、雑談からヒントを得ることもありますからね。動物の体に触れて得る情報と、飼い主さんの話からわかること、それらを踏まえて症状を見極めていきます。当院にいらっしゃる飼い主さんは、特に気になることがなくても予防接種や健康診断に来てくださいますし、動物の健康をしっかりと考えている方がほとんどです。このエリアには動物も家族の一員として、大切に育てられているご家庭が多い印象ですね。

複数の治療法が考えられる際、どのように対応していらっしゃいますか?

飼い主さんによって動物の負担となる治療への考え方や死生感が違うことは当然なので、こちらの意見を押しつけることはしないで一緒に考えて悩むようにしています。ですから、私にできることは治療の選択肢をいくつか提示して、それぞれのメリットとデメリットをきちんとお伝えすることでしょう。そして飼い主さんが悩んで選ばれた治療に対して力を尽くすことです。動物の性格をよく知る飼い主さんの思いに寄り添い、「こちらにお任せして良かった」と思ってもらえるような、飼い主さんにも動物にも優しい獣医療を提供していきたいですね。

一つ一つの悩みを大切に、飼い主の気持ちに寄り添う

山崎院長はこれまで動物と暮らした経験はありますか?

ええ。私は子どもの頃から犬・猫・文鳥といった、さまざまな動物たちと一緒に暮らしてきました。犬がそっと寄り添ってくれたり、猫が布団に入ってきたり、そのような日常の一コマが心を癒やしてくれるんです。一方ある年のお正月、悲しい出来事がありました。飼っていた文鳥が野良猫に襲われて傷を負ったのです。しかしお正月ということもあって診てもらうことができず、そのまま亡くなってしまいました。今思うと、これが獣医師になると決めたきっかけだったのかもしれません。

悲しい別れもあったのですね。

そうですね。その出来事は突然のことでしたが、そうでなくても人間と動物の時間の流れは異なります。人間の10歳はまだ子どもですが、犬や猫ならばシニア期です。悲しいことではありますが、動物と暮らすとあれば誰もが直面することなんですね。獣医師になって人間と動物の体の違いを知りましたし、食べてはいけないもの、なりやすい病気があることも学びました。治らない病気があることも知り、それを飼い主さんに伝える難しさも実感しています。しかし、そんな時に飼い主さんが絶望してしまわないように、大切な命と向き合えるように支えていくのが私たちの役目です。そしていずれ次の命を迎えられるように、大切な思い出を糧にして前を向いてくださるとうれしいですね。私も見送った動物たちのことは今でも忘れられませんし、ともに過ごした日々の思い出がパワーの源にもなっています。

最後に、今後の展望をお願いします。

地域の皆さんにとって身近な動物病院として、ちょっとしたことでも気軽に相談できる場でありたいです。爪切りや検診で定期的に顔を合わせれば、動物たちも慣れてくれるでしょう。こまめに体に触れたり表情を確認したりすることで、病気の早期発見にもつながるので、食事のご相談やセカンドオピニオンでも、どんな理由でも気軽にご利用いただければと思います。診療は基本的には予約優先制となりますが、急な体調不良の際にはすぐにいらしてください。対応させていただきます。一つ一つのお悩みを大切に、温かく丁寧な獣医療を提供してまいります。

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