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樋口 裕梨 院長の独自取材記事

ゆうり動物病院

(茨木市/総持寺駅)

最終更新日: 2026/05/14

総持寺駅から徒歩6分、JR総持寺駅から徒歩7分。2路線から通いやすい場所にある「ゆうり動物病院」は、犬と猫のホームドクターとして、内科や皮膚科など治療から健康診断などの予防医療、日常のケアまで幅広く対応している。院長の樋口裕梨先生は日本獣医腎泌尿器学会認定医として、高齢の犬や猫に多い腎臓病などの専門診療にも尽力する一方で、「どんな小さなことでも気軽に相談してほしい」と穏やかに語る。診療では丁寧な説明と対話を重ね、疑問や不安をその場で解消することを何より大切にしているという。動物たちと飼い主に寄り添うように真摯に向き合う樋口院長に同院の特徴や診療への思いを聞いた。(取材日2026年2月27日)

腎臓病や心臓病に精通、動物たちの生涯を誠実に支える

まずは、こちらの動物病院の特徴をお聞かせください。

当院はワンちゃんと猫ちゃんのホームドクターとして、内科や皮膚科、消化器科などの診療をはじめ、ワクチン接種や健康診断といった予防医療、日常のケアまでを幅広く対応しています。より精密な診断につなげるために、エックス線やエコー検査、血球検査、生化学検査などの設備も整え、骨、神経以外の軟部外科手術にも対応しています。また、通いやすさも大切にしており、土曜・日曜も診療を行っています。基本的に予約優先制で、初診の方もウェブ予約が可能です。待ち時間をできるだけ短くし、来院から診察までをスムーズにすることで、飼い主さんが1日の予定を立てやすいようにしています。利便性の面は特に意識しているところですね。

先生は腎臓病や心臓病にも精通されているそうですね。

獣医療の進歩によって動物たちが長く元気に過ごせるようになったことは本当に喜ばしいことだと思っています。その一方で、心臓病や腎臓病、膀胱などの泌尿器系の病気は年齢とともに増えているのも事実です。私は日本獣医腎泌尿器学会認定医として、できるだけ早い段階で異変に気づけるよう、日頃の診療の中でもその点を意識して丁寧に診るよう心がけています。特にシニア期の子には「最近お水をよく飲んでいませんか」とお声がけすることも。水をたくさん飲むことは体からの大切なサインである場合があるからです。目に見える症状や仕草だけでなく、「なんとなくいつもと違う」というわずかな違和感も見逃さず、飼い主さんと気づきを共有しながら、その子の健康を守るお手伝いをしたいと思っています。

腎泌尿器を専門にしてきた獣医師にかかるメリットとは?

強みを挙げるとすれば、やはり専門的に学んできたからこそできる、きめ細かな管理だと思います。腎臓や膀胱の病気は、年齢や進行の程度、体質によって必要な対応が異なり、その子の状態を見極めながら適切な判断を重ねていくことがとても重要なんです。今は療法食の種類も豊富で、含まれる栄養素のバランスもさまざまです。どの段階でどのフードを選ぶのか、薬をいつ、どの程度使うのかといった適切な判断が、結果として生活の質の維持や寿命の延長につながると感じています。私自身、現在も新しい知見を学び続けています。その専門的な知識を日々の診療に生かし、飼い主さんへ安心という形で還元していきたいと思っています。

対話を大切にし、疑問や不安を残さない診療

獣医師をめざされたきっかけや開業までの経緯をお聞かせください。

子どもの頃から動物が好きで、将来は動物に関わる仕事がしたいとずっと思っていました。幸いにも勉強をそれなりに頑張れたので大学へ進学し、獣医師の道を選びました。大学卒業後は大阪市内の動物病院に勤務しました。そこはさまざまな治療にも積極的に取り組まれていて手術件数も多く、多くの経験を積ませていただきました。同時に、夜間救急の動物病院でも非常勤としても働き、呼吸困難やけいれん発作など一刻を争う症例と向き合う日々を過ごしました。緊張感のある現場でしたが、多くの先生方の診療を間近で学びながら、救急対応の力を身につけることができたと思います。大阪市内の動物病院では副院長も務めたのですが、「自分が本当に良いと思える医療を目の前の動物たちに届けたい」という思いが次第に強くなり、その気持ちを大切にしたいと考え、2022年に当院を開業しました。

診療の際に心がけていることを教えてください。

診療の際に心がけているのは、ワンちゃんや猫ちゃんはもちろん、飼い主さんにも安心していただける環境をつくることです。処置はできる限り飼い主さんの目の前で行っています。採血の際は飼い主さんに抱っこしていただいて進めることもあります。私たちが抱えるよりも、そのほうが安心する子も多いんですよ。エコー検査もモニターを一緒に見ていただきながら説明します。「何をされたかわからない」という気持ちを残さないよう、大切な家族の体の状態を共有し、理解していただいた上で治療を受けていただきたいと考えています。診療後の説明では画像をお見せしたり、必要に応じて図に書き込みながらお話ししたりと、できるだけわかりやすく、飼い主さんの記憶に残るようなご説明を心がけています。

限られた診療時間の中でも飼い主さんとしっかり向き合っていらっしゃるんですね。

診療時間はどうしても限られていますが、飼い主さんにとってはその10分、15分がとても大切な時間だと思うんです。そこで聞きたいことが聞けなかったり、疑問を抱えたまま帰られたりすると、それがその子のこれからに関わってしまうこともあるかもしれません。ですから、時には他の患者さんをお待たせしてしまい、心苦しくはあるのですが、できるだけその場で疑問を解消していただきたいと思っています。診療後も「他に気になっていることはありませんか」と最後に必ずひと声かけるようにしています。すると、少し遠慮されていたのか、質問される方がとても多いんですよ。開業当初から大切にしているのは、「病気になった時だけ来る場所」ではなく、何でも気軽に話せる場所であることです。その子に関わることなら、どんなことでも遠慮なくお話しいただけたらうれしいですね。

専門性を備えた愛玩動物看護師がこまやかにサポート

予防面から、健康診断にも力を入れているそうですね。

人も皆さん年に1度は健康診断を受けるでしょうが、動物たちは私たちよりも早いスピードで年齢を重ねるので、日々の健康管理がとても大切だと考えています。そのため、ヤング期であれば年に1回、シニア期なら半年に1回の定期的な健康診断をお勧めしています。若いうちは特に異常なしという結果が多いのですが、それも決して無駄ではないんです。その子にとっての基準値を知っておくことが、将来のほんの少しの変化に気づく手がかりになるからです。健診の項目は年齢に合わせて分けていて、必要に応じて腎臓や心臓の検査を加えたり、中性脂肪やコレステロールの値を確認したりと、飼い主さんと相談しながら選んでいただけるようにしています。

スタッフの方たちもこまやかな気配りを大事にされていると伺っています。

当院には愛玩動物看護師が在籍しています。専門的な知識を備えているのはもちろんですが、それ以上に日々の診療を温かく支えてくれる存在だと感じています。動物を保定する際も、私が触れる前に「ここにしこりがありますね」と気づいてくれることもあります。ただ体を支えるのでなく、その子の体をきちんと見てくれているのが伝わってきて、とても心強いですね。また、飼い主さんが自然と話しやすい雰囲気をつくってくれているのもスタッフの力です。何げない会話から小さな変化をくみ取り、私に共有してくれることで、早めの対応や安心感につながっています。そして何よりスタッフ全員が動物たちと暮らしてきた経験があり、病気に不安を抱えたり、最期を看取ったりしたときの心境も知っています。知識や技術だけでなく、飼い主さんと同じ目線で気持ちに寄り添うことができるのも大きいと思います。

最後に、地域の方に向けたメッセージをお願いします。

地域のホームドクターとして、気軽に相談していただける場所でありたいという思いはこれからも変わりません。病気とまったく関係のない話でも、ほんの小さな不安でも、「まずはここで聞いてみよう」と思っていただけたらうれしいですね。腎泌尿器の分野については、引き続き学びを重ねながら、よりこまやかな管理ができるよう努めていきたいと考えています。専門性を高めながらも、動物たちや飼い主さんにとっては身近な存在でいられるよう、そんな温かな距離感を大切にしながら、これからも一つ一つのご縁に向き合っていきたいです。

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