動物病院・獣医を探すなら動物病院ドクターズ・ファイル

動物病院・獣医を探すなら動物病院ドクターズ・ファイル。
獣医の診療方針や人柄を独自取材で紹介。好みの条件で検索!
街の頼れる獣医さん 931 人、動物病院 9,450 件掲載中!(2026年02月07日現在)

佐藤 恵美 副院長の独自取材記事

ピースどうぶつ病院

(府中市/府中本町駅)

最終更新日: 2026/01/08

2024年10月に府中本町駅の近くへ移転した「ピースどうぶつ病院」。かわいらしい手書きの看板が特徴的な動物病院だ。院内は木のぬくもりを感じるカフェのようなデザインであり、動物も飼い主もリラックスして過ごせるだろう。そんな同院では、佐藤恵美副院長と夫でもある佐藤健太郎院長、2人の獣医師がそれぞれの長所や個性を生かした診療を提供している。循環器科や皮膚科など、ニーズの高い分野に関してはより専門的な診療を行っているのも強みの一つである。インタビューでは優しい笑顔が印象的である恵美先生に、移転の理由や同院の診療内容、診療の際に心がけていることなどについて、思いを語ってもらった。(取材日2024年11月22日/情報更新日2026年1月5日)

ベテラン獣医師夫婦が営む、地域の動物病院

2024年10月に、府中本町駅近くのこの場所に移転してきたと伺っています。

ええ。2008年に府中市栄町で開院して以来、約16年にわたり多くの患者さまに支えていただきましたが、来院数の増加に伴い院内が手狭になってきたことから、より良い診療環境を整えるため、2024年10月に現在の地へ移転しました。新しい動物病院では待合室を以前より広めに設け、ほかの動物が苦手な子でも落ち着いて過ごせるよう配慮しています。また、飼い主さまにもリラックスしていただけるよう、木のぬくもりを取り入れ、落ち着いた雰囲気づくりをめざしました。診察室は大型犬用の診察台を備えた第1診察室と、ネコちゃんが落ち着けるようコンパクトに設計した第2診察室があり、状況に応じて使い分けられるようにしています。

提供されている診療内容に、移転前後で変化はありますか?

移転後も、基本的な診療内容は大きく変わっていません。主に犬と猫を対象に、一般診療から各種予防、健康診断、避妊・去勢手術をはじめとする外科手術まで幅広く対応しています。全身麻酔を行う場合、当院ではリスク回避のため、必ず血液検査と心電図検査を行い、術前に問題がないか確認するようにしています。個々の状態により、より専門的な検査や治療が必要だと判断した場合には、二次診療施設をご紹介することもあります。また、飼い主さまがセカンドオピニオンを希望される場合にも、ご自宅からの距離や費用面などのご希望を伺いながら、適切な施設をご提案しています。今後も地域のかかりつけ医として、気軽に相談していただける存在でありたいと思っています。

ちなみにご夫婦お二人とも獣医師であり、協力しながら診療をされているそうですね。

はい。当院は私と院長の獣医師2人で診療を行っています。それぞれ得意とする分野が違いますので、互いに意見を交換しながら診療できる点は大きな強みだと感じています。ダブルチェックもできるので、より安心感のある医療につながっているのではないでしょうか。また、個体差はありますが、なぜかワンちゃんは院長の言うことを聞いてくれる子が多く、ネコちゃんは女性獣医師のほうが打ち解けてくれる傾向があるようです。それぞれ個性の違う獣医師が診療にあたっていますので、動物や飼い主さまとの相性により役割分担できるという点も良いところではないかと思います。互いに長く臨床経験を積んでいる分、補い合える部分も多く、移転後の新しい環境でも、今まで以上に連携した診療ができるようになりました。

心にピースを。ニーズに寄り添った環境づくりを重視

特に力を入れて取り組んでいる分野はありますか?

院長は日本獣医循環器学会に所属し、心臓病を中心とした循環器疾患の診療に力を入れています。循環器疾患は無症状のまま進行することも多く、健診で早期に異常を見つけることが非常に重要です。放置すれば突然死につながるケースもあるため、当院では定期的な検査をお勧めしています。また、私は幼少期にアトピー性皮膚炎で苦しんだ経験があり、そのことが皮膚疾患への強い関心につながっています。今も日々、知識のアップデートに努めています。さらに、動物の高齢化に伴い、眼科や歯科のトラブルも増えてきています。いずれの疾患も早期発見・治療が動物たちの生活の質を大きく左右しますので、気になる症状があれば、どんな些細なことでもお気軽にご相談いただければと思います。

来院しやすい環境づくりにも尽力されているそうですね。

動物が動物病院に慣れていないと、「動物病院に行くのが大変だから、少し様子を見よう」と受診が遅れてしまうことがあります。予防や病気の早期発見のためにも、当院では、動物たちに「動物病院は怖い場所ではない」と感じてもらうことを大切にしています。ワンちゃんの飼い主さまには「散歩の途中など、特に用事がない日でも気軽に立ち寄ってください」とお伝えし、診察室に入らなくても、待合室に来ておやつを食べるだけなど、楽しい経験を積んでもらえるよう工夫しています。ネコちゃんの飼い主さまへも、定期的な健診をお勧めしています。動物病院への苦手意識が減ることで、いざという時の診療もスムーズになり、動物にも飼い主さまにも負担が少なくなります。また、飼い主さま同士の交流の場としてもご活用いただけるような、地域に開かれた動物病院をめざしています。

診療の際に心がけていることは何ですか?

開院当初から、院名の由来でもある “peace of mind(心の安らぎ、安心感)” を大切に、動物にも飼い主さまにも「安心して来て、安心して帰っていただく」ことを診療の軸としています。動物に対しては、その子の性格や動物種に合わせ、できるだけ怖がらせない接し方を心がけています。犬にはフレンドリーに声をかける、猫には大きな音を立てず静かに接するなど、ストレスを減らすための工夫をしています。特に猫は環境の変化に敏感なため、より良い扱い方や環境づくりを学ぶ目的で、学会やセミナーにも積極的に参加しています。一方、飼い主さまには病状や治療方針について納得していただけるよう、できるだけ丁寧でわかりやすい説明を心がけています。飼い主さまの不安が和らぐと、それは動物にも良い影響として伝わるため、双方の安心につながると考えています。

「動物の力になりたい」という思いを今も大切に

恵美先生が獣医師をめざしたきっかけと、ご経歴を教えてください。

子どもの頃から動物が大好きで、小鳥やハムスター、カメ、イモリなど、さまざまな生き物を飼育していました。大切にお世話をしていたつもりでも病気になってしまう子や、動物病院に連れて行っても助けられなかった経験もあり、「自分にも何かできたら」という思いが獣医師をめざすきっかけだったと思います。院長とともに学んだ麻布大学の獣医学科を卒業後は、それぞれ別の動物病院に勤務し、臨床経験を積みました。出産をきっかけに、子育てと仕事を両立しながら地域の動物たちに貢献したいと考えるようになり、2008年に開業し、現在に至るまで多くの方に支えていただいています。

移転されたばかりでお忙しい毎日かと思いますが、休日はどうお過ごしですか?

よさこいが好きで、もう15年以上続けています。以前は府中の大きなよさこいチームに所属していて、府中のよさこい祭りで大賞を頂いたこともあるんですよ。現在はそのチームが解散してしまったため、今は別のチームで活動を続けています。院長を誘ったこともあるのですが、どうやらまったく興味がないようです(笑)。その代わり、院長は筋トレに励んでいて、その成果か上着のサイズはついにXXLになりました(笑)。共通の趣味としては音楽やお笑いがあり、スケジュールが合えばライブなどに行くこともあります。お互いに趣味を楽しみながら、良いリフレッシュの時間を確保しています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

一見元気に見える子でも、その陰に病気が隠れていることがあります。そうした異常を見つけ出すのが私たち獣医師の役割ですが、飼い主さまが抱いた小さな違和感がきっかけで病気が早期に見つかり、大事に至らずに済むケースも少なくありません。「こんなことを聞くのは迷惑かも」と遠慮される必要はまったくありません。些細に思えることでも、ぜひお気軽にお話しください。とはいえ、動物病院が“病気のときだけ行く場所”だと、どうしても緊張してしまいますよね。普段の生活の中で、気軽に立ち寄れて、少しでも楽しみに感じていただける場所になれたら──そんな思いで日々診療を行っています。動物たちにとっても飼い主さまにとっても、「ここに来ると安心できる」と感じていただけるよう、これからも丁寧な診療と温かい環境づくりに努めてまいります。

動物病院ドクターズ・ファイルは、首都圏を中心としてエリア拡大中の獣医師・動物病院情報サイト。
路線・駅・行政区だけでなく、診療可能な動物からも検索できることが特徴的。
獣医師の診療方針や診療に対する想いを取材し記事として発信し、
ペットも大切な家族として健康管理を行うユーザーをサポートしています。

掲載情報について

掲載している各種情報は、株式会社ギミック、または株式会社ウェルネスが調査した情報をもとにしています。
出来るだけ正確な情報掲載に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
掲載されている医療機関へ受診を希望される場合は、事前に必ず該当の医療機関に直接ご確認ください。
当サービスによって生じた損害について、株式会社ギミック、および株式会社ウェルネスではその賠償の責任を一切負わないものとします。
情報に誤りがある場合には、お手数ですがお問い合わせフォームより編集部までご連絡をいただけますようお願いいたします。

TOP