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内村祐介院長、諌山紀子先生の独自取材記事

上野の森どうぶつ病院

(台東区/根津駅)

最終更新日: 2023/01/22

根津駅より徒歩5分ほどの場所にある「上野の森どうぶつ病院」。入口がガラス張りになっており、外から院内の雰囲気がわかるため、初診でも構えずに入ることができる。「気軽に来院できる医院にしたかった」と話すのは内村祐介院長。患者と近い距離で健康をサポートしていきたいという考えから、診察だけでなく出迎えや見送り、トリミングやセミナーなどで積極的に飼い主やペットとのコミュニケーションを図っている。近くに上野恩賜公園があることから、散歩のついでに体重を測りに来たり休憩をしに来たりと、まるで友人の家に遊びに来るような感覚でやって来る飼い主も少なくない。内村院長と、副院長の諌山紀子先生に、得意とする治療や開業の経緯、今後の展望などじっくりと伺った。 (取材日2014年6月13日)

飼い主、そしてペットと時間をかけてじっくり向き合いたい

内村院長が得意とされている治療はありますか?

【内村院長】勤務医時代から、血液系の病気や肝臓疾患、消化器疾患などの診療において多くの経験を積んできました。大学を卒業後、研修医として勤めていた麻布大学では、眼科や皮膚科、消化器科などのさまざまな診療科を回って勉強することができ、獣医師としての理念や方針が固まる前に、いろいろな診療科目を学べて良かったと思っています。専門性を高めることは大切ですが、診たことのない症状や動物を目の当たりにした時、何もわからないのでは獣医師として役目を果たせません。たとえ自分では対応できない病気だったとしても、しっかりと検査・診断ができれば、専門医をご紹介することができます。わからない、をなくすためにも、今後も幅広い診断科目を学び、どんな症例にも対応していける獣医師でありたいですね。

諌山先生は循環器科を専門とされているそうですね。

【諌山先生】獣医循環器認定医を取得しています。学生時代に心臓の悪い犬を飼っていたことから心臓外科に興味をもちはじめました。そこから心臓外科を専門的に学びたいと考えるようになったのですが、大学卒業時に恩師に「全身が見れなければ心臓は見れない。内科ができなければ外科は意味がない」と言われました。そのため私は、心臓外科の研究室を出た後、大学病院で内科の研修医としてさまざまな分野も学びました。その後心臓外科のより詳しい知識を習得するため、東京女子医科大学大学院の心臓血管外科で博士号を取得しました。また、学生時代に2度ワシントン州立大学に留学したことがあり、そこでは非常に専門的な循環器、麻酔科、救急救命科など、日本ではまだ発展していない循環器に関わる治療を学ぶことができました。心臓血管は「循環器」といわれる様に全身と関わっています。心臓が原因で全身に症状がでる事もあれば、別の病気で心臓に影響を与えることもあります。そのため、ジェネラリスト(総合診療医)として身体をトータルに診ながら、スペシャリスト(専門医)として循環器を診ています。

クリニックではセカンド・オピニオンも積極的に受け入れているそうですね。

【内村院長】以前の病院で受けた治療説明が理解できなかった、という飼い主さんや、十分な説明がないまま治療が進んでしまい、どんな症状なのか、どんな治療を受けているのかがわからないという飼い主さんなどがよくいらっしゃいます。他院からのご紹介で来院される飼い主さんの中には、埼玉などの遠方から通ってらっしゃる方もいるんですよ。そういった患者さんはご質問や不安点なども多いため、診療は時間をかけてじっくりと行っています。診察室は3室設けており、他の患者さんの待ち時間を気にせずに、飼い主さん、そしてペットたちと時間をかけて向き合っています。 【諌山先生】超音波検査装置を使った画像診断の講師をしていたこともありますが、よくある相談として「超音波検査で影があると言われた」という相談です。当院ではそのような相談にどの臓器に何ミリの物が見える、どういう可能性が考えられます。という具体的な説明を差し上げて治療方針を話し合います。インターネットなどの情報で不安になり、いろいろ調べられる方も多いと思います。報告書もお渡しできますから、お持ちになって他院に相談していただくことも可能です。

散歩のついでに立ち寄れるような、身近な存在をめざして

お二人での開業はずっとお考えだったのですか?

【内村院長】私は、地域に根付いた、かかりつけ獣医師として幅広い治療をしていきたいと考えていました。妻は心臓外科をメインとした循環器科を強みにして診療していきたいということだったので、それぞれの強みを生かして一緒に開業しようと決めたのです。また、二人とも違う大学病院で研修を行いました。そのため違う症例や治療を見てきており、院内で治療のディスカッションが出来ますので、より良い治療を導き出すことができるのも、獣医師が複数いる強みではないかと思います。開業してまだ半年ほどですが、自分が本当にいいと思った治療ができることが嬉しいですね。勤務医の頃はどうしても、その病院の方針に沿った治療を行うことになりますから、この治療がしたい、このお薬を使いたい、などと思ってもできないこともありました。今は、飼い主さんのご要望をお伺いした上で、そのご要望に少しでも近く、さらに私が自信を持ってご提供できる治療を行えることが獣医師としてのやりがいにもつながっています。

この場所で開業しようと思われた理由を教えてください。

【内村院長】開業を考えた時、近くに公園がある場所で開業したいと考えていました。飼い主さんの散歩コースですと気軽に遊びに来ていただけると思いましたし、何より私たちが飼っている犬の散歩が楽しいですからね。現在は火曜日の午後が休診のため、その日は妻と子供と一緒に近くの上野恩賜公園によく犬の散歩に出かけています。

医院をつくるにあたってこだわった点は?

【諌山先生】動物病院は入りにくいという印象をお持ちの飼い主さんも多くいらっしゃいます。そのため、外からでも院内の雰囲気が見られるように入り口はガラス張りにしました。お散歩のついでや、体重を測るだけ、おやつを食べに来るだけでも構いません。お気軽に顔を出していただけるような動物病院をめざしてまいります。

近い距離でペットの健康を守っていきたい

飼い主さんの立場に立ったサービスを提供しているそうですね。

【内村院長】診療の他、ペットホテルやトリミングなども行っています。当院を知っていただくきっかけにもなりますし、通院されていれば知っている場所に預けることへの安心感もあるのではないかと思い、はじめましたが、トリミング中に皮膚病や耳の汚れなどに気付くこともできるので、病気の早期発見や予防にも役立っています。また当院では、しつけや歯科、さまざまな病気における飼い主さん向けのセミナーも開催しています。飼い主さんは、ペットに関してさまざまな悩みごとをお持ちです。そんなお悩みを解消する手助けになればうれしいですし、ペットに関する知識を増やしていただくことで、普段からペットの健康ケアを心がけていただければと思っています。

診療の際に気をつけていることはありますか?

【内村院長】正確な診断を行うために、ペットのご自宅での症状を飼い主さんにしっかりと伺うようにしています。例えば、飼い主さんが咳だと思っていても、実際は吐き気だったりと、症状は言葉だけでは表現がしにくいものです。そのため、私が声で音を出して近いものを探したり、ご自宅での様子を映像で撮影していただいたりといった工夫をしています。また、治療は飼い主さんに選択していただけるように、できるだけ多くの選択肢をご提案しています。当院がご提供するのは、ペット1匹1匹の症状や性格はもちろん、飼い主さんのご意向も最大限に取り入れた「オーダーメイド治療」です。そのためにも、飼い主さんやペットのことを知ることが大切だと考えています。治療だけでなく飼い主さんとの世間話やペットにおやつをあげたりと、密に接することで、近い距離で携わっていきたいですね。また、お出迎えやお見送りなどをすることで、飼い主さんやペットとの距離の近い獣医師でありたいと考えています。お見送りの際などに世間話をしていると、診察室では聞けなかった普段のペットの様子や生活習慣などをお伺いすることができます。そうすることで病気の発見につながることもありますし、診療の際に何でも話していただけるような関係性を築くこともできます。医師と患者さんという関係ではなく、常に同じ立場で向き合っていきたいのです。 【諌山先生】飼い主さんとペットそれぞれのライフスタイルに合わせた治療を行っていくことですね。処方する薬の量や種類、通院の頻度など、飼い主さんとしっかりと話し合うことで、無理なく治療を進めています。よりよい治療をご提供することはもちろんですが、飼い主さんやペットが対応できない範囲のものではストレスがかかってしまいます。それでは元も子もありません。無理強いはせず、飼い主さんとペット、そして私たち獣医師が協力し合い3人4脚で病気と戦っていきたいと考えています。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

【内村院長】当院では、最新の知識を常に勉強するだけでなく、緩和療法などの直接的な治療でなくても QOL(生活の質)の改善を目指すための方法を取り入れるなど、患者である動物と飼い主様を中心とした獣医療の実施を理念としています。今の病院での治療に不満があったり疑問があるときは、積極的にセカンドオピニオンを受けに来てください。これは自分の治療に絶対の自信があるからではなく、患者さんに最も適した治療を見つけてもらいたいからです。もちろん、僕の診断・治療に不安があるという方がいらっしゃれば、専門病院や他院に行くための紹介状もお渡ししています。当院は休診日もありません、夜間でも救急の方には電話対応も行っております。どんな小さなことでも、不安なことがございましたら、お気軽にご相談してください。 【諌山先生】私自身としては家族の一員を診る立場として最先端の治療の知識を常に勉強し、求められる治療を常に提供できるようにならなくてはと思います。また、病院として様々な治療法に対応できる設備を整え、今後循環器だけではなく各科の専門医とも連携していく予定です。なにか困った時、病院に相談しに行けば道筋がつく。そんなトータルサポートができる病院にしていきたいですね。

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